今週はフルートレッスンはお休み。
つかの間のお休みといったところです。先日までのレッスン回数は13回、うち1回は初回体験レッスンが含まれていますが、ほとんど毎週行っていましたので、まとまってお休みするのは、ひょっとすると初めてくらいです。
カテゴリー「flute」というのを作っております。http://www.yuu-koma.jp/?cat=63 もだいぶ充実してきてるかなー。
せっかくですので、ちょっとこれまでの経緯をまとめてみようかと思います。
楽器購入 ? 衝動買い? ?
今から6年ほど前に新宿のムラマツで購入しましたが、理由は、
その美しさそして憧れにより衝動買い
としか言いようがないです。 ^^;
なぜ突然そう思ったのかは、ごめんなさい、まったく覚えてないです。気がついたら行動してた、そんな感じです。
ただし、買うことに関しては、一応当時の職場にフルートを吹いていた後輩がいまして彼に相談には乗ってもらいました。ムラマツとSANKYOをすすめられてそれぞれ一度見に行きましたが、値段的には自分のイメージと差がなく、また当然初心者なので、実際楽器を吹いて選ぶことはできないので、結局、「見た目」、「デザイン」で判断しました。
レッスン開始 ? 束の間のフルート体験 ?
さて、6年前に買った時、もちろん吹きたいわけですから一応レッスンを受けました。その当時、楽器購入者には2ヶ月ほど新宿のムラマツで無料のレッスン、いや有料?、どちらにしてもかなりリーズナブルな価格のレッスンに通っていました、
でも結局、仕事やヴァイオリンでどたばたしていたことと、翌年の人生初の転職などもあり、そのまま放置状態が続いていました。それ以降は、ときどき楽器の状態を見るためにケースを開けるくらい。幸いなことに、特段メンテナンスをしていなかったにも関わらず、きちんとケースにしまって管理状態もよかったため、きれいな状態での保管が続いていました。
そして再び再開 ? 惰性的な趣味からの脱却を目指して ?
楽器を買ってからすでに6年近くが経過。存在は忘れてはいなかったもののなかなかきっかけがない。
ところで、自分が常日頃から思っていることに、「大人になると趣味は若い時の惰性でしかなくなる」的なことから脱却しないとそれはある種の思考停止、成長を止めることにつながるかもしれない、というものがあります。そんなにオーバーなことではないんですけど、やはり30過ぎても、たとえ些細なことであっても、チャレンジすることで自分を磨きたい。ということで、なんでもいいから毎年新しことに挑戦しようかとたくらんでいるわけです。
そんな中今年になって、東京マラソンへのチャレンジ、夏場の2つのオケの演奏会、というビックイベントを終え、再度チャレンジ目標を整理したところ
ウェブページのコンテンツ作成(旅行記、世界遺産リスト作成)
Frickrへの写真移行
PhotoShopなどを利用したウェブデザインのお勉強
II魂に向けてホルン練習再開
ランニング練習再開
登山に向けた準備開始
ゴルフ、コースラウンド回数の増加
フルートレッスン開始
※過去の日記より:「次なる活動目指して」http://www.yuu-koma.jp/?p=2065
となり、フルートが再浮上してきたわけです。
特に自分が所属しているゲーム音楽アンサンブル団体 II魂(オケでないほう)では、多くの人がいつもやっている楽器以外で楽しむというカルチャー?らしきものがあるため、運よくもそこで発表の場ができるかもしれない、これが決定打となってレッスンを再開してみることにしました。
先生を見つける ? ご近所で気楽に ?
http://www.11flute.net/というサイトを通して2人の先生に面談依頼というのを出してみました。ネットでの申し込みから数日で管理人さんから返信があり、アポイントも調整してもらい、最終的に2週間ほどで個人レッスンをしてくださる先生にめぐり合うことができました。それが今教えていただいてるR先生。
R先生を選んだ理由は、
?場所がとなりの駅と近い
?最初は1回あたり30分で2000円と今の自分の力に見合ったレッスン体系
?第一印象がとてもよかった(体験レッスン、お人柄など)
です。特に最初の体験レッスン時のご指導がわかりやすかったのが決定打でした。
そして現在 ? 適度なMP消費で続けるためには ?
というわけで、9月より開始して早3ヶ月が経ちました。始めたころに比べるとだいぶ音も出るようになってきましたし、とても簡単な曲くらいは吹けるようになってきています。
最後に30歳を過ぎてから楽器を始めることについて書いてみます。
結論から言うと僕は「決して」お勧めしません。というのは、楽器ははっきり言って難しい、なのでかなりの覚悟と根性がいると考えているからです。
自分の場合は、これまでにトランペット、ドラム、ホルン、そしてヴァイオリンと様々な楽器を10代20代に経験しているので、最初楽器はなかなか上達しないということを身をもって体験しています。それでも当時は若さと根性があったからこなせただけの話です。正直30歳以降はこうした勢いで楽器を吹くことはできないでしょう。
30を過ぎてから楽器を新しく始めるには、
?上手になりたいといったような無駄なプライドは極力持たない
?発表の場などの外力となりうる目標を見つける
?根性は適度に、やや緩めくらいがベター?
?10代20代の趣味に対する感覚ではだめ
?10代20代だと思ってるのは単なる惰性である可能性が高い
をバランス良く意識できるという器用さで乗り越えるしかないのかなって思っています。そしてこれらを実現するのは、案外ハードルが高いなあとも感じます。自分自身、確かにいろいろな楽器の経験を通して、いまのところバランスよくやっているとは思いますが、これから先はたして適度なMP消費で続けていけるかどうかはとっても不安です。
「やっぱうまくならないし、めんどくさいからやめるかー」という気楽なスタンスも実は大事なのかもしれませんね。
ただし、現時点では、最近ようやく吹けるようになってきているので楽しくてしょうがありません。スランプがやってきたとき、またゆっくり考えてみたいです。