最終回: まさかのダブルブッキング、北京経由で帰国 – 2010 Russia No.19 –

2010 Russia

ロシア美術館、そして最後にもう一度エルミタージュ美術館へ行き、その日の午後にサンクトペテルブルクを経ちました。16時の飛行機でモスクワへ、その後アエロフロートにて成田へ帰国、、のはずでしたが。

まさかのダブルブッキングで席はなし。乗り継ぎ時間が短い上にサンクトペテルブルクは地方空港だったためにモスクワの空港でもう一度チェックインしないといけなかったのですが、どうやら時間ギリギリでこういうハメにあったみたいです。そもそも係員は少ないし案内は少ないので国際線の手続きをどこで行っているのかすら調べるのが大変だったくらいです。

ただ、僕以外にもたまたま同じような目にあった日本人の方がいらしたのはちょっと安心材料。一人じゃ不安ですからね。そのかたはとても旅慣れてる方でしかも以前まったく同じようにモスクワでダブルブッキングにあったそうで、その時は翌日の同じ便にしたそうなのですが、ロシアはビザがいるためにホテルに監禁状態だったそうです。なので何がなんでもその日のうちに帰りたいとのこと。

というわけで、二人で途方に暮れていたのですが、いろいろ調べてもらった結果、北京乗り継ぎであればフライトを用意できるということになりふたりともその便で帰国することになりました。

しかも、ビジネスクラスにアップグレードしてくれるとのこと!帰りは遅くなりますが快適なフライトができるということでなんだか特した気分。

かなり遅い時間の出発となったため食事は現地時間の深夜に出てくることになりましたが、せっかくのビジネスクラスの食事、めいいっぱい満喫!

フルコース、残すことなく完食でした。

アエロフロートのビジネス、サービスは正直ぎこちなかったけれど食事は思ったよりも美味しかったです。

食事の直後にはもう熟睡でしたが、モスクワ-北京は6時間ほどフライトだったのであっという間に着いた感じでした。かえってゆっくりできないくらい。

まさかまた北京に来るとは思ってもいませんでした。(過去の投稿記事:マイレージ使って北京にいってきました。

北京の空港は本当に立派で綺麗ですね。

北京では4時間ほど待機。でもターミナルの移動、出国手続き、買い物などをしている間にあっという間に時間は過ぎました。

そんなわけで到着が8時間以上遅れてしまいましたが無事成田空港に到着。運がいいことに僕のそんな一連のツイートを見ていたオケの友人がたまたま成田にいるという幸運に恵まれ、帰りは自宅までその友人が車で送って行ってくれました。

自分が運転することはあっても、人の車に乗せてもらうことってまずないので、後ろ座席から東京の夜景を満喫できました。ダブルブッキングのために到着が遅れとても疲れていただけに大変助かりました。ありがとう、T君夫妻!

ということで、結局書き終わるのに半年以上もかかってしまった突発的短期サンクトペテルブルク旅行記はこれでおしまいです。

治安やビザのこともあって不安の多かったロシアですが、一眼レフレンズの被害があったとはいえ、思った以上にロシアは旅行しやすいことがわかりました。今度はモスクワに行きたいと思っています。

(ロシア旅行記終わり)

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