粒あん参加、かつてない「共有体験」でした。

orchestra

12月26日、江東区文化センターで「粒あん」なるアンサンブルコンサートに出演してきました。

22en 20101226 No.7

「これまで体験したことがない楽しさ!」

この企画が立ち上がった経緯がよくわかりませんでしたが、面白そうなのでまた?参加してみることにしました。そういえば粒オケ本番後、そのままドイツ旅行行ってしまって、その間に話がトントン拍子で進んでいったんだと記憶しています。

ずばり結論から言いますと、ほんと参加してよかった!めっちゃくちゃ楽しかった!こんな楽しいイベントはまずない!、こころからそう思いました。

粒オケ本番もとても感激しましたが、今回の粒あんでもまったく同じような体験ができました。年に2回もこんな思いをさせていただくなんて本当に幸せなことだと思います。

事務局の方々、一緒に粒あんに参加したみんな、特に以下自分が出演した2団体の取りまとめ役の方々に改めて感謝申し上げます。ありがとうございました。

「2団体で演奏」

僕は「つぶやくおもちゃ隊」、「Il Suono delle Fiore “花の音”」の2団体にエントリーしました。詳細はこちら。

1-7 「つぶやくおもちゃ隊」

アカウント @22en_Toy

演奏曲目 L.Mozart おもちゃの交響曲

演奏時間 約11分

コメント 「楽しく演奏」がモットー♪

3-7 「Il Suono delle Fiore “花の音”」 

アカウント @22enFiore

演奏曲目 J.Pachelbel カノン

演奏時間 約7分

22en 20101226

当初は「粒谷区おー人事合奏団」というところで、チャイコの弦セレをやろうなんて話があったのですが、人数が集まらなかった関係で残念ながら流れてしまいまして。でもその代わりに「Il Suono delle Fiore “花の音”」に参加することになりました。

「実はそんなにやる気なかった?」

実は、粒オケのほうでは少し事務局のお手伝いをさせていただたし、さらには何を間違ったか2ndヴァイオリンのトップをやったりもしたこともあって、すでに十分達成感を味わっていたので、今回はちょっとゆるーく参加させてもらいたいなあというのが本音でした。

でも終わってみれば、後述するように粒オケとはまた違った新しい体験ができたこと、そしてなによりいろいろな方達がこの日のために膨大な労力をかけて準備なさっている姿を見て、とくにネット中継など他の演奏会にはない試みを行っているにもかかわらず、卒なくこなしている姿をみて非常に申し訳ない気持ちになったのも事実です。

22en 20101226 No.2

こうした準備をしてくださっているのは、団員、つまりアマチュアの方たちですからね。たしかにオケの運営を経験している方、ご自身のお仕事や趣味をそのまま応用できるということもあるでしょうけれど、それにしても運営、事務等で実際に動いてくださった方のレベルがもの凄く高いのには、前回もそうでしたがとても驚かされました。

22en 20101226 No.6

もちろん一度8月の粒オケでお会いしていることは大きいかと思いますが、そうは言っても普段はTwitterのタイムライン上でしか会話を交わしたことがない人が大半ですから、そんな人達が一度に100人集まっても大きな混乱なくここまで運営できる能力にはただただ驚くばかりです。奇跡だといってもいいかと思います。

「演奏中につぶやくことの面白さ:時間と空間の共有」

さてさて、演奏の方は「えっ?プロ??」としか思えない本格的なプログラムもあり、コスプレでの演奏あり?、癒し系リコーダーアンサンブルあり、などなど、お腹いっぱいのラインナップでした。

このあたりの感想や解説は、リアルタイムでもそして今現在でも?ハッシュタグ「#22en」でつぶやかれてますので、みなさんにおまかせします。

ここではちょっと別の視点で感想を。

もちろんこうしたプログラムそのもので十分楽しめるのですが、今回参加していて一番面白かったのは、演奏者として舞台裏に居ながらリアルタイムで「つぶやける」ことでした。

22en 20101226 No.5

前回の粒オケでは、演奏中につぶやけなかったんですよね。もちろん、今回も自分が参加している団体が演奏しているときはつぶやけませんでしたが、他の団体が演奏しているときは気兼ねなくつぶやけるわけです。

はじめお客さんの入りが良くなかったこともあって、事務居局長から「とにかくつぶやいてもりあげて!」と言われて、ではではということで一斉につぶやきだしたのですが、これがかつて体験したことのない感覚!

実際に会場にいてつぶやいている人たち、参加者で舞台袖にいながらつぶやいている人たち、自宅PCやiPhoneでUSTで中継を見ててつぶやいている人たち、この人達みんなが同じ時間と空間を共有してひとつの演奏についてtweetしあうことで、これほどまでに一体感を味わえるとは想像すらできませんでした。

22en 20101226 No.3

たしかにtwitterをやっていると、何かリアルタイムのニュースとかテレビ番組に関してのつぶやきを通して時間と区間を共有する経験というのは普通にできるものなのですが、大好きな音楽、しかも目の前で奏でられる実際の生演奏であるいうことで次元が違う!

なんていうか、、これまで数々twitterで経験してきたものとは比べものにならないのです!

時折演奏に夢中になってつぶやきし忘れたり、生で聴こえてくる音楽をバックに自身のTLを楽しんだりと、まさに至福の時間、贅沢な経験…。

前回の粒オケで実際に会場でつぶやいてくださった方々はきっとこうした体験をされたのでしょうか。そう思うととても感慨深くなりました。

いずれにしても、自分が音楽が好きだったからなのか、正直理由はわかりませんが、こんな素晴らしい体験はかつてしたことがないと言っても過言ではありません。twitterはたしかにすごいのでしょうけれど、それ以上の力を感じました。

「ぜひまたやってみたい!」

こんな素晴らしい仲間や友達と一緒に演奏会を開けただけでも幸せなことなのに、リアルタイムでのツイートに参加することでかつて経験したことのない一体感、共有感を体験できたなんで、もはやなにも言うことはないです。一生忘れることのできない思い出となりました。

それでもやっぱりこの経験はまた味わってみたい、ということで次はあるのかよくわかりませんが、仮にまた同じような企画があった場合には、間違いなく参加させていただきたいと思います。次はもう少し演奏を頑張りたいです。

ということで、関係者の皆様、会場でつぶやいてくださった方々、UST視聴してつぶやいてくださった方々、本当にありがとうございました。

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