5月11日、この日は過去何度か近くを訪れながらも日程の都合などで、訪れ損ねた村を巡る日となりました。
まずはぼるの北、ジロンド川沿いにある2つの美しい村から。
はじめに訪れたのはMornac-sur-Seudre。
ジロンド川の河口付近ということもあって、なんとなくハーバーっぽい雰囲気がありますね。
しかし、たどり着くまでにいろいろ迷ってしまったこともあって、少々イライラ気味だったことも影響したのでしょうか、とても残念な印象の強かった村でした。
街角の写真は時折美しいのですが…。
土曜日ということもあってか美しい村にしてはやたらと人が多いし、駐車場も2ユーロしっかり取られるし、だからと言って見所もとても少ないんです。
続いては、同じくジロンド川沿いにあるTalmont-sur-Gironde。Mornac-sur-Seudreからクルマで30分程度でした。
同じくジロンド川河口ということでハーバーっぽいです。
街の雰囲気と維持管理状態はこちらのほうがずっとよかったです。綺麗な路地裏が多かったのが印象的でした。
それからここで初めて「フランスの最も美しい村」の新ロゴを発見!
30周年で変わったですよねー。
さあ、次はもう少し内陸側へ。ほぼ真東にあるAubeterre-sur-Dronneへ、クルマで2時間弱ほどでした。
ここはどうやらサン・ジャック・ド・コンポステーラの巡礼路上の街のようです。なるほどだから教会が一段と立派に感じるわけですね。
詳細は例によって帰国後ゆっくり調べてみます。
そういえばここへつく直前にやたらとカタツムリの看板とか像をみたのでもしかしたらこの辺りはエスカルゴのメッカかもしれませんね。
最後はSaint-Robert、少し高速に乗ってペリゴールを通過、Aubeterre-sur-Dronneからは1時間ちょっと、もうちょっとだったかな?
この日最後の訪問となりましがた、村の美しさではこの日では一番だったと思います。
特にこの村の教会の荘厳な雰囲気が素晴らしかった!
ということでこの日の観光はここで終了。さてさて、この日はまったく宿をとっていません。
しかしドライブしていて気がついたのですが、このSaint-Robert周辺には、小さいながらもシャトーが点在していて、そのシャトーを臨む街に小さいオーベルジュがいくつかありそうなんです。
ということで、この日はSaint-Robertからクルマで10分ほどのところにあるHautfortという小さな街のオーベルジュに宿泊することにしました。
夕方に現地にてその場て空室があるかを聞いてみたところ、空室有り48ユーロだということだったので、泊まることになりました。
家族経営のオーベルジュみたいでして、ぼくが訪れたときには家族で夕食中でした。
泊まる街の名前はなんかすごく立派なシャトーのある街。こんなところがあるんですね。びっくりです。
夕食はもちろんここで。はじめはすいていましたが、やはり土曜日のせいなのか、夕食時のレストランは混んでましたね。こんな地方なのに大盛況なのはある意味初体験かも。
それにしても連日のフォアグラですね…。ペリゴールなんで堪能しなければとは思うもののいろいろ心配です(笑)
でもやはり本場のフォアグラは美味しいですよ。
これだけの量のお酒と食事をこなせる身体に産んでくれた両親に感謝。
これが旅だなあって思った一日でした。