更新が送れましたがおとといのプロヴァンス旅行記。
雲を全く見ない日はこの日も続きました。朝は寒いのですが、日中は体感温度30度を間違いなく超える日が続いています。
この日最初の観光は、宿泊地ゴルドから北へ16kmほどの「Venasque(ヴゥナスク)」という美しい村へ立ち寄ってから、
モン・ヴァントゥを目指しました。
モン・ヴァントゥというのは、このような山です。(Wikipediaより概要を抜粋)
標高1912m。「プロヴァンスの巨人」という異名を持つ。vent はフランス語で「風」を意味し、その名の通りに山頂部は風が強く、ミストラルの季節ともなると45m/sを越す突風が吹き荒れ、山頂へ至る道路が閉鎖されることも間々ある。
この山はアルプスにもピレネーにも属さず、リュベロン山地の西方に立つ独立峰である。ちょうど西側山麓の丘陵地帯にはダンテル・ド・モンミライユがある。山頂部は木立どころか潅木すらなく、むき出しの石灰岩が転がる荒涼とした景観が広がる。これは数世紀前から造船のために木が切り出されてきた結果である。この不毛のピークは、遠方から望むと一年中雪を抱いているかのように錯覚させる。ローヌ渓谷を睥睨する孤立した姿はこの地域一帯を威圧し、晴天時には何マイルも彼方から観望を可能にする。山頂からの眺望は期待違わず素晴らしい。
この山、実はプロヴァンスのあらゆるところから眺めることができるんです。
そしてこちらは何と言ってもこれで有名なんだそうです!同じくWikipediaより。
自転車ロードレースの最高峰「ツール・ド・フランス」では、この山は最高難度の山岳ステージの舞台として知られ、幾多の伝説に彩られてきた。1951年に初めてルートに登場してから現在までに山頂ゴールとして8回、ステージ途中の峠として6回使われている。山の南側に位置するベドアンから頂上へ至る21.8kmの道のりの平均斜度は7.4%、標高差1617mである。ただし、ベドアンからサン・テステーヴまで5.8kmの平均斜度は3.9%と比較的緩やかであり、残りの16kmの平均斜度は8.9%となっている。
ということでベドアンから登ってみました!車ですけどね…。
車なのであっという間に山頂にはつきましたが、確かに途中からの傾斜はきつかったです。ただ自転車レース用に非常に道路が整備されていたため、運転はとてもしやすかったです。
やはりツールで有名なせいなのか、自転車でこの山を登っている人をたくさん見かけました。
頂上は確かに風が強かった。でもこの日はどちらかというとおだやかな方だったので、普段はもっと風が強いのかもしれませんね。
帰り際に行きに見逃したシンプソンの記念碑を撮影。
モン・ヴァントゥを制したあとは、この山の東、そして西にある美しい村に行ってみました。
まず東側にあるのが、「Montbrun-les-Bains(モンブラン・レ・バン)」
西側にあるのが、「Séguret(セギュレ)」
思ったよりも早くモン・ヴァントゥをクリアできたので、最後にもうひとつ、美しい村を訪れることが出来ました。
「La Garde-Adhémar(ラ・ギャルダデマール)」
ゴルドに戻ってきたのはちょうど夕暮れ時。これまた美しいゴルドに巡り合えました。
ゴルド宿泊はこの日まで。翌日も引き続きプロヴァンスの美しい村をめぐって、マルセイユへ向かい車を返します。