訪問日時:2010年8月11日午前11時頃
(続き)
駐車場からお城の入り口までは小高い丘を登る必要があります。とはいってもそんなに距離もないし急でもないから大丈夫。
城門をくぐって場内へ。
さてさて、ここ「ヴァルトブルク城」はユネスコ世界分解遺産に登録されています。まいどWikipedia先生の教えによりますと、「中世の伝説であるタンホイザー伝承で歌合戦の舞台になった」とか、はたまた「ヴォルムス帝国議会の後、マルティン・ルターがザクセン選帝侯フリードリヒ3世の保護の元隠れ住み、聖書を翻訳した場所」ということのようです。
城壁内のチケットオフィスにてチケットを購入。2枚あるのは写真撮影用。中で写真を撮る場合は別料金になります。
それではいざ内部へ。よくわからないのですが3番から入ってと言われたのでそのとおりにします。
特にガイドもなく見学しているので詳しい内容はわかりませんが、装飾品、展示品は充実しており、そしてまたとてもよく整っており、非常に観光がしやすいなあと思いました。
きちんと読んではいませんが、こういう説明も丁寧な方ではないかと思います。
場内から見る外の景色もとてもいいです。
ルター派こうした環境で晩年長きにわたって聖書のドイツ語訳を行っていたのでしょう。まさに世界史の教科書に書いてあったことが起こった舞台に今自分はいます。
決して華美なお城ではないのですが、その歴史や出来事などを想像するだけでわくわくしてしまうようなお白だと思いました。フランスの古城とはまた違った趣があったといえるでしょう。
それから、全体的にとても観光環境が整備されているなあと感心しました。想像するに非常にコストを掛けて管理しているのだと思います。これからも素晴らしい遺産をきちんと後世に伝えていって欲しいですね。
※なんかとても気に入った看板
ヴァルトブルク城、とても楽しかったです。
さてさて、実はこのあたり、ドイツ国内でも屈指の世界遺産に認定されている史跡の多いエリア。次なる目的地は、ここからそれほど遠くない「ヴァイマル」。ここもまた世界遺産の街。しかも個人的な話で恐縮ですが、ここ「ヴァルトブルク城」は、自分が訪れたヨーロッパ内の世界遺産で通算99箇所目にあたります。
ということで、次なる「ヴァイマル」は、記念すべき100箇所目の世界遺産ということになります。ますます訪問が楽しみです。(続く)