引き続き2012年総括として本年のblog統計を見て参ります。(Google Analyticsによる統計です。)
今回は、単純な数量的統計量(訪問数やページビュー数)だけではわからない側面を捉える目的で、「訪問別ページビュー数と滞在時間」を見ていきたいと思います。
「blogアクセスの”質”を見る」というと大げさかもしれませんが、とってもこのblogらしい結果となっていて興味深いとなっています。
日本以外の国/地域別訪問数は、やはりヨーロッパが多い
当blogは日本語のblogですので、当然ほとんどの訪問者は日本からとなっていますが、日本以外の国/地域では、フランスからの訪問数が1,502と最も多い結果となりました。
間違いなく2012年も「フランスの最も美しい村巡り」による投稿が多かった影響でしょう。おそらく現地のお住まいの日本人の方に多く読まれたのだと思います。
また、フランスだけでなく、ドイツ、イギリス、スイス、ベルギー、スペインといったヨーロッパ諸国においては、特に次のような特徴が見られます。
- 訪問別ページビュー数が比較的大きい
- 訪問時の平均滞在時間が比較的長い
- 直帰率が比較的低い
このデータも「ヨーロッパの話題」が多いことを物語っていると思います。
一度見始めるとと長時間滞在し多くのページを訪問する傾向あり
訪問時の滞在時間別あるいは訪問時のページ数別の、訪問数とページビュー数といった統計も当blogの性質をよく表していると思います。
まず、「訪問時の滞在時間別」の訪問数とページビュー数は、0-10秒以外では61秒-180秒、181秒-600秒が比較的多い結果となっています。
そして、「訪問時のページ数別」の訪問数とページビュー数は、
訪問数ベースで「1ページ」が全体の8割近くを締めていますが、その後に続くのが「2ページ」「3ページ」。ここまでは順当な結果と言えますが、注目すべきは、
「20+(20ページ以上)」が全体の4番目に多い
ということです。
つまり、大半の訪問は何らかの検索サイトからもので一瞬でいなくなってしまうものが多いものの、一度興味を持ってもらえると長時間滞在しいろいろなページをご覧になる訪問者が多いということの現れといえるでしょう。
来年は「リピートの回数別」の訪問数に着目したい
リピート回数別の訪問数も興味深い結果を示しています。もちろんリピート数1回、つまり新規訪問が一番多いのですが、リピート数200+以上が全体の2.16%で第4位に位置しています。
いわゆる「常連さん」「更新のたびに必ず訪れてくれる方」の割当に該当する数字ともいえるわけですから、これはもっとも嬉しい結果です。
来年以降も、こうした「常連さん」にも引き続き訪れていただけるような活動をしていきたいですね。
アクセス分析の解釈はとてもよい数字の解釈の訓練
商業用ではなく単なる個人blogということで、アクセス数自体は非常に少ないとはいえ、Google Anallyticsによる客観的な分析は、来年以降のblogの運営に対する方針の参考となります。
さらにあくまでも趣味なわけですが、そんな遊びの中から数字の解釈の仕方についての訓練ができるよい機会でもあります。
あわせてWebビジネスの勉強にもなるわけです。
というわけで、来年以降も引き続き、ダラダラな内容、とりとめもないプライベートな日記を続けていきたいと思います。