2016年GW スペインの旅 No.4:食事とワイン編 No.4、スペインのワイン

スペイン・バスクの旅2016年GW
スペイン・バスクの旅2016年GW

やっぱりスペインといったらワインでしょ!安くて良質だったイメージでした。

どこでも安く美味しく飲めます

たとえばバルでワインを頼むときは、ほしいワインについておおよその生産地を聞かれることが多かったように思います。よくわからなくても、メニューにもきちんと書いてあるので安心。もっとも基本的にはリオハ、ナヴァーラはどこでも置いてある感じなので、適当にリオハとかナヴァラとか言っても問題なさそうでした。あとはローカルのものでしょうか。だいたいこの3択でなんとでもなる気がします。

バルでグラス単位で飲むワインは値段もとても安く、1杯2ユーロ前後でした。

なお、特に自分から言わない限りでは、デフォルトで赤が出てくるようでした。

一方、特にレストランでは、カラフェやボトルで注文するようにしていました。ローカルなワインをカラフェで出してくれるは意外と少なかったですが、やはりこういう出され方のほうが地方旅行の醍醐味を感じてとても楽しいですね。

もちろんバルでもボトルで注文できます。安いですが良質のワインをたっぷりと堪能できます。

セパージュ(ブドウ品種)について

スペインワインの主要な産地でもあるスペイン北部のリオハやナバーラの代表的なセパージュはなんといってもテンプラリーニョ。このテンプラリーニョがこのあたりのワインの基本的な味わいとなります。やや甘みがあって濃厚なフルボディタイプが多いのが特徴と言えるでしょう。

しかし、カベルネ・ソーヴィニョン、メルロー、シラー、グルナッシュ(ガルナッチャ)なども栽培していて、これらのセパージュをテンプラリーニョとブレンドしたワインもよく見かけました。テンプラリーニョは種類によってはやや甘めで重たすぎることもありますが、メルローシラーなどがブレンドされると、非常に味わいがまろやかかつ上品になり飲みやすくなると思いました。なかなかおすすめです、これ。

今度スペインワインが揃っているレストランに行ったときには、こんな感じのものをソムリエさんにお願いしてみるのもよいかも。

メニュー(定食)ではデフォルトでワインがついてくることも

これは前回も説明しましたね。このシステム素晴らしい。パラドールでもあるのが、さらに素晴らしい。

パラドールのオリジナルワイン

スペインの旅をちょっと豪華にしたいなら、パラドールでの宿泊が意外とリーズナブルでおすすめなのですが、今回宿泊したレルマ、サンティリャーナ・デル・マル、シグエンサのパラドールではそれぞれの場所でオリジナルのワインがあり、うちレルマとシグエンサではそれらを注文してみました。

こちらはレルマのパラドールの近くにある生産者のようです。

そして、その生産者のワインがこちら。非常に力強いテンプラリーニョ100%フルボディワイン。やや独特の風味も感じました。

こちらはシグエンサのパラドールでいただいたワインでした。エチケットがとてもお洒落なのが印象的。上で紹介しましたが、ベースはテンプラリーニョですが、シラー、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨンがブレンドされているので、レルマの元比べると、インパクトにはやや欠けるものの、とてもマイルドでとても飲みやすかったです。

なお、こうしたパラドールオリジナルワインを頼むと前述の定食ワイン付きセットのワインは提供されず別料金となるのでご注意を。

やっぱりデキャンタはあったほうがよさそう

さて、レルマのパラドールでワインを頼んだ時、デキャンタを用意してくれました。パラドールオリジナルです。確かにデキャンタでいただくと美味しい!

今度自宅用にも買おうかな。このパラドールデキャンタ欲しかった…。

おみやげはサン・セバスティアンで購入

今回もしっかりと買いました。リオハ・ナヴァーラ産のワインを中心に5本購入。うち2本は非常に独特の味わいで力強かったレルマ・パラドールのオリジナルを。残りの3本は旅の折り返し地点でもあったサン・セバスティアンの街で買いました。

上の写真では一部メドック地区のワインが含まれています、帰りにドバイで買いました。

本当はもっと買って帰りたかったけれど持って買えるのが大変なので今回はこのくらいで。フランスだとヤマト運輸と提携していることもあるので、送ることができますね。ボルドーやランス、そしてブルゴーニュのボーヌなどで見かけました。

スペインでももっと大きな街だとヤマトさんを利用できるのかもしれません。

というわけで合計4回にわたる食事とワイン編シリーズはこれにて終了。次回以降は訪問した街や村、お城などを紹介していきます。

タイトルとURLをコピーしました