訪問日時:2017年4月24日から26日
前回は到着しました!的なレポートで終わってしまいましたから、今回は観光を中心に書きます。
アパルトマンでの朝食
今回の旅行の初日にスペイン側で買ったハモン・イベリコがたっぷりと残っていましたので、毎日の朝食はアパルトマンでハモンを食べていました。残念なのは近所に良いパン屋さんがなかったこと。
管理人さんに教えてもらったスーパーでチーズとお水を買っていましたのでそちらとともに。毎朝お腹いっぱいになるくらいハモン食べました。
ポルトといえばやはり「ドン・ルイス橋」
さてポルトといえば、なんといってもドウロ川にかかるこの鉄橋でしょう。
19世紀に造られたこの橋、設計者はかの有名なエッフェルのお弟子さんのようです。そう思うとなんとなくエッフェル塔に似ているような気もしますね。
橋の上を歩くことも出来ます。ドウロ川の両側から階段であがることができます。
またサン・ベント駅から南に大きな道を歩いていくとそのまま橋の上へとたどり着きます。やや道はそれますが、途中にカテドラルもありますので、そちらと合わせて訪問するのがおすすめかも。
カテドラル
そのカテドラルですが、普通な感じでした笑。しかしいまあらためてガイドブックを見たら、アズレージョが美しい回廊があったみたいです。見逃していた…。よくあることです。
ハリーポッターの映画のモデルにもなった本屋
近年ポルトで特に人気のある観光スポットといえば「レロ・デ・イルマロン」という本屋です。
となりのとなりにある同じ本屋の新し目の建物の奥の方で、この古い建物に入る入場券を買います。
なお、ここはいまでも現役の本屋。本屋に入るのにチケットを買うのはなんだか変な話ですが、中で本を買う場合にはこのチケット金額分を割り引いてくれます。せっかくなのでここでロンリープラネットのポルトガル版を買いました。
なお、なかは大変混雑していて正直居心地はよくなかったです。
どちらかというとがっかりスポットでした。記念に1度いけば十分でしょう。
ポルトの街並みを一望できる塔
ポルトの程よい丘の頂上付近にあるクレリゴスの塔は、そこからの眺めが特に素晴らしいとして有名。
エレベーター簡単に上まで登ることが出来ます。滞在最終日ようやく天気がよくなったので登ってみました。ポルトを去る最後の日にようやくよい天気となったので、朝一番で登りに行きました。
アズレージョが美しい建物たち
ポルトガルといえば美しいアズレージョが装飾された建物が特徴的です。ポルトにも多くのアズレージョに彩られた建物があります。
その代表的なものは「サン・ベント駅」。多くの人がこの構内に広がっているアズレージョを写真に撮っていました。
ソアーレス・ドス・レイス美術館
ポルトガル最古の美術館ということで訪れていました。実はポルト、あまり美術館がない。ちょっと残念です。やや中心地から離れていることもあり人はまばら。しかしそのおかげでゆっくり鑑賞することができました。
展示の中心はポルトガル出身の画家。見た限りでは、ヨーロッパの多くの国で見られるような各時代の王道的画風を踏襲している、そんな感じでした。
最大の見所としては、日本の南蛮屏風でしょうか。館内のひとは少ないながらもここは一番人が集まっていました。
確かに見事な作品でした。
なお、ポルト郊外には現代美術館があった模様。やはり3泊ないし4泊しないと郊外も含めてしっかりとした観光はできませんね。でも大丈夫、きっとまた来ますから!
ポルトワインのセラー
ドウロ川を挟んで旧市街側の対岸には、ポルトワインのセラーが連なっています。大小いろいろなセラーがあります。僕はその中でも最も大きくそして最も有名なサンデマンへ。
ぶどう畑などを訪れるドウロ川クルーズなどのツアーの申込みもできますが、僕は後日自分でクルマで行く予定だったこともあり、おみやげだけを買いに中に入りました。
なお、おみやげ売り場にはダイレクトに入れません。ツアーを申し込む受付に「買い物だけしたい」と伝えて中に入ることが出来ました。
歴史地区を散策
ポルトはそれほど大きな街ではないので、ただ散歩しているだけでも十分楽しめます。いわゆるリゾート型観光よりも街歩き型観光が好きな方にとっては、大変魅力的な街です。
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到着直後に急坂で転倒して右足首をひねってしまいましたが、幸いねんざとうもなく、多少痛みはあったものの、順調に合計3日間の滞在をすごすことができました。ポルトは、小さくてとても観光しやすかったです。そして、なによりワイン、ポルトワインが美味しかった!間違いなく、僕の中での再訪したい街のリストに加わりました。
さて、次回はそのドウロ川に沿って東へ。アルト・ドウロと呼ばれるポルトワインの生産地への訪問についてご報告いたします。(続く)