訪問日時:2017年9月23日、午前11時頃
この長い旅も残り1週間を切ってきました。5日前まではスイスにいましたが、わずか5日足らずでフランスを東から西へ横断、遠路はるばるボルドーの街までやってきました。そもそも大西洋岸まで来た目的は、当時新しく追加されたこちらのフランスの最も美しい村を訪問するためでした。
しかし、ついでなのでボルドーの北側に2016年にできた新名所「La Cité du Vin」を訪れることにしました。日本語でいうと意訳して「ワイン博物館」とでもいうのでしょうか。ボルドーはこれまで美しい村巡りの過程、そしてメドックマラソンなどで数回訪れたことがある街ですが、またまた訪れることになろうとは。でもこの街、フランスの中でも特に好きな街なので無問題です。メドックマラソンのときにはまだこの施設はありませんでした。
前日はコレーズにあるオーベルジュ、前回ご紹介のところです、ここにいました。ここから特に休憩することもなく直接ボルドーへと向かいました。La Cité du Vinはボルドーと行ってもかなりボルドーの郊外にあります。正直工業地帯の中にあって雰囲気は微妙です。でもこのあたりは、車でメドック地区や北側、ラ・ロシェル、ナント方向へ向かうときには必ず通るので、この雰囲気はよく覚えていました。
11時ころに現地に到着。比較的新しいので周辺の道路もとてもきれいに整備されていました。駐車場もとてもきれい。しかも広くて入れやすい。結構な収納スペースです。
各階に動物が割り当てられているのが可愛らしいです。僕はどこに停めたかな、忘れてしまいました。写真は亀ですがうさぎだったかな?
さて、こちらがその建物、確かデキャンタをイメージしたのだったかな?
そして中へ。建物はワイングッズが売っているお店、博物館、おっと忘れてはいけません、当然ワインも買えます。すごい数です。ここまで豪華な店頭はフランスといえどそう見ることはないでしょう。ちなみにここではワインは買いませんでした。今回のお土産ワインはスイス中心でしたので。
では博物館の方へ。確か建物の2階だったでしょうか。入り口でこのようなスマホによるガイドをもらいます。これは皆受け取るもののようでした。なかなか良くできています。ただ日本語音声はなかったと思います。チャレンジのためフランス語設定で。
ちなみに料金は20ユーロとまずまずの高さです。
どういう博物館かというと、こんな形の最先端のパネルでもって世界中のワインの産地の紹介、ワインの歴史、技術革新、進歩などを動画、写真でひたすら説明する展示をひたすら見ていくというところ。
動画も撮ってみました。
またこうした看板のところにくると、自動的にその看板に関する解説が例のスマホから音声で聞けます。
スマホにて字幕も見ることができるので、音声が聞き取れない場合に役立ちます。
ただし繰り返しになりますが、日本語はないので最低限英語の聞き取り、読み取りができないと、あまり楽しむことができないかもしれません。また一応ワインについていろいろな説明をする博物館ですが、いかにもヨーロッパ的、フランス的で、とにかく情報量も多いため、ある程度のワインの知識も必要だと思いました。さらにいえば、やはり文字の量も非常に多く、気楽に観光する感じではなく、勉強する意気込みも多少なりとも求められる、そんな比較的厳しい観光スポットだと思います。
まあ単にワイン好きでさえあれば楽しめるとは思いますが笑。
ここを訪れたときは1年半前になってしまいましたので、おおよその内容は写真などから思い出せるものの、やはり忘れてしまったことが多いので、再びボルドーを訪れたとき(きっとあるはずです)、再訪したいと考えています。もう少しフランス語勉強しないといけません。