2018年7月ブルガリア・ルーマニア・出発編その1:旅の計画、イスタンブール経由でブルガリアへ、クルマを借りる

2018年7月ブルガリア・ルーマニア
2018年7月ブルガリア・ルーマニア

しばらくは昨年訪問してきたスイスの最も美しい村シリーズとこちらの新シリーズ「2018年7月ブルガリア・ルーマニア」を3から5投稿をめどに交互で連載していきたいと考えています。記憶が失われないようにするため、2018年7月ブルガリア・ルーマニア:イントロダクションなるものをメモ程度の記録しております。

2018年7月ブルガリア・ルーマニア:イントロダクション

で宣言した予定通りすすめていきます。

旅の動機は幻のルーマニアの最も美しい村が実はきっかけ?

上記イントロダクション投稿によりますと、第一回目は「旅の計画、イスタンブール経由でブルガリアへ、クルマを借りる」となっています。まずは旅の計画方法いついて書いてみます。

本当はもっと直接的な動機がありました。それは数年前に「ルーマニアの最も美しい村」協会が発足するという話があったからです。もともと東欧には興味があったのですが、この協会があるならば訪問優先度を高めなければと思ったのでした。しかし理由はわからないのですが残念なことにこの協会、結局発足はしなかったようです。私の見間違えだったのでしょうか…。

いわゆる旧共産圏は、2009年にポーランド、ハンガリー、スロバキア以来の訪問となりますが、ブルガリア、ルーマニアは初めての訪問となりました。

航空券の購入

最も大事、一番最初に行うことですね。そしてみなさんが一体どうやって購入しているのかも気になるところです。僕の場合、おおよそ次のようなステップで手配することが多いです。

  1. エクスペディアとエアトリ(旧DeNAトラベル)の2つの航空券サイトでチェック。手数料ゼロのエクスペディアのほうが安くてアプリも使いやすく便利なのですが、微妙に手配可能な航空券が違うのでやはり比較するために両方見ます。
  2. 直接航空会社から予約できるかチェック。代理店経由よりも直接のほうが何かと融通がきくことも多いし、意外と安いこともあったりするので、代理店での検索結果にもとづいてこちらでもできるだけチェックすることににしています。

もちろん1のステップでチェックする代理店、ポータルサイトを増やすという方法はあるかもしれません。でも今のところ正直言ってそこまで時間をかけて調べるほど余裕はないので、慣れている、過去何度も利用したことがある、といった程度の理由でこの2つのサービスのみを利用しています。だいたいこの2つを見ると傾向が見えてきます。そんなに変わらないけれど微妙に違うことはあります。また他のサービスと比べると最新情報を常に見ることができるようにも思います。

ちなみに今回のブルガリア・ルーマニア旅行ではエクスペディアで予約しました。

レンタカーの手配

航空券同様レンタカーについても、ポータルサイトのRentalcars.comおよびAvis や Sixtといったメジャーどころのレンタカー会社のサイトを直接見て比較します。今回ははじめて訪問する国ということもあり現地でどういったレンタカー会社があるのか、強いのかが全くわからなかったので、Rentalcars.comにしました。

クルマを借りた場所はブルガリアのソフィア空港。小さな空港、到着ロビーに出てすぐ前のところにレンタカー会社のブースがありました。英語OK、手続きはスムーズ。他の西ヨーロッパ諸国と少し違ったのは、なにやら自動車保険証なり車検証なる書類一式を受付時に受領したこと。常に持参しておくように、と支持されました。こちらです。

今回実ははじめて国を全くレンタル、つまり返却先はルーマニアにしたのですが、その影響があったのかもしれません。実際この書類一式はブルガリアからルーマニアへ入国する際、国境で提示を求められました。なおブルガリアとルーマニアの高速道路(ほとんどありませんでしたが!)はオーストリアやスイスと同じくヴィニエットだったそうです。しかし今回は両方の国を訪れることを事前にレンタカー会社に伝えていたため、デフォルトでヴィニエットがついていたみたいです。(おそらくその説明はソフィア空港でされたと思うのですが、僕の英語力では聞き取れませんでした…。)

プリペイドSIMについて

なお、今回はブルガリア・ルーマニアで利用できるこちらのSIMを出発前、日本でアマゾン経由で購入しました。現地で即利用可能。設定も特段なく挿入後すぐに利用することができました。スピードもつながる範囲も全く問題なかったです。

B006H7BKXG

Threeデータ通信専用プリペイドSIM【3GBタイプ】【最大90日間有効】

もっともブルガリア国内では、到着後数日で現地のプリペイドSIM(500円で3GBも使える、しかも4G or LTE回線)を購入しそちらを使っていました。プロヴディフ市内で購入しました。事前購入は到着後すぐ使えるというメリットがありますが、やはり現地のものを利用するのが一番です。

旅行計画はGoogleマップの「お気に入り」の星の密度をみて決める

観光時間がどのくらいかかるのかが予測しづらいので、観光場所や宿泊場所の選定は現地でその都度柔軟に考えるのがベストではありますが、そうはいっても、旅行する時間、日数は限られていますから、ある程度の事前準備ももちろん必要です。

ただしスケジュールをはっきりと決めるのではなく、複数のシナリオを用意し頭の中でシミュレーションをしておくことで、旅行するイメージをはっきりもっておくことです。

ホテルのところでも述べましたが現地でスマホにてインターネットが自由に使えることから、いわゆるカーナビ(向こうではGPSって呼ばれています)はGoogleマップ一択です。これを最大限に利用します。もちろんナビとして重宝できるアプリですが、実は行きたい場所はあらかじめ以下のようにお気に入りとして保存できる機能が大変役立ちます。

行きたいという情報はどうやって得るのかといいますと、いまでもやはり地球の歩き方が中心です。最近はほぼKindle版一択となっています。正直使いやすいとはいえないのですが、スマホ1台で収まるのは非常に便利です。PC版もあるので、旅の計画(どこへ行きたいか)をPCにて調べるのにはKindle版は使い勝手がいいですね。

ネットで調べ始めるのは、地球の歩き方等のガイドブックである程度行き先の知識がついてからでしょうか。何度も訪問したことがある場所、あるいは美しい村のようにガイドブックに乗っていないようなところは、最初から直接ネットで調べることになります。

こうした作業を繰り返していくうちに、Googleマップ上の星が溜まってくるわけです。こちらがある程度溜まってくると、その集中度合いや地理的な並び方などを見ることによって、おおよそルートや宿泊場所などが見えてきます。

しかしそうはいっても、なかなかイメージが見えてこないこともよくあります。そのようなときは、毎回ではありませんが、以前美しい村巡りのときにいくつか試した巡回セールスマン問題という最適問題を解いてルートを決める、といった機械学習的な方法も用いることがあります。

巡回セールスマン問題を応用して最適なルート作成 その1 ? イタリアの最も美しい村巡り2014

もちろん現地ではこの星をタップしてそこまでの行き先をGoogleマップのナビに案内してもらいます。これだけで大いに旅行の効率があがります。

ホテルの手配は基本的に現地で

ほぼBooking.com一択ですが、フランス・ベルギーの地方などを訪れるときはミシュランのウェブサイトをみることもあります。ケースによっては、特に美しい村訪問時にはあるのですが、一切ウェブで予約せずBooking.com、長年使っているかGenius特典がつくところが多いところ、また初日と最終日は事前手配が多いのですが、旅行中はその都度現地での進捗を考慮して場所を選ぶことが多いです。

クルマでの旅行では思った以上の機動力があり柔軟性に富んだ旅行ができるるは事実ですが、一方で田舎の村や街だと、思った以上に小さかった、思った以上に見どころがあった、などなどよく起こります。つまり事前にしっかりとした計画を立てたところで徒労に終わることが多いです。

日本でも普通にSIMフリーのスマホが入手できるになって久しいし、プリペイドSIM自体もAmazon等で購入し特段アクティベイトせずに簡単に挿入するだけで使えますから、現地でスマホを使ってホテル予約は以前と比べてとても簡単になりました。最近では夜の食事を楽しむためある程度の規模の街に泊まるもしくは評判の高いレストランがあるホテルを選ぶことが多いです。街を選ぶ前に、まず先にトリップアドバイザーを中心に美味しいレストランの有無を調べてから決めることもよくあります。

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