観光日時:2019年3月17日、22日、23日
さて観光初日はニューカレドニア本島の一番南にあるこの島の首都「ヌメア」市内を観光。なおヌメア市内観光は離島めぐり後の22日と23日にも行っています。ヌメアのイメージが伝わるよう淡々と綴ってみます。
トントゥータ国際空港から&へのアクセス
前回も述べましたが、車やバスで1時間以上かかるので結構離れています。タクシーだと10,000フランから12,000フランするようです。バスだと3,000から4,000円フラン程度。しかし事前予約が必要です。前回ご紹介したL’Acr en Ciel という会社がバスを出しています。
事前予約制。市内へ行く場合も市内から向かう場合も宿泊ホテルに手配をお願いするのが一番楽でしょう。できれば前日までに予約をしておいたほうが良いです。前回ご紹介の通り、旅行自体が個人手配の場合はダイレクトにウェブサイトから手配したほうが良さそうです。
マジェンタ空港から&へのアクセス
ニューカレドニア内の移動、グランドテール、離島・ロワイヨテ諸島(イルデパン島、ウヴェア島、リフ島、稀マレ島)へは空路もあります。その場合はヌメア市内にあるマジェンタ空港(Aérodrome de Nouméa-Magenta)を使います。
アクセスですが、市内から向かう場合、市内へと向かう場合、どちらでもタクシーがおすすめです。ヌメア市内だと1,000から1,500フラン程度、アンスバタだと1,500から2,000フラン程度かと思われます。
なお、ウェブにおいて「ヌメア中心からマジェンタ空港への行き方」に関する情報はとても良く見つかるのですが、
[highlight]「マジェンタ空港からヌメア中心への行き方」[/highlight]
に関する情報がほぼゼロに近かったです。実はこの空港にはバス乗り場もタクシー乗り場も一見すると見当たりません。空港にはタクシーが常時停まっていません。
しかし、
[highlight]空港内にあるインフォメーションの方にお願いすればすぐに呼んでもらえます。[/highlight]
日本語でも書いてあるので見つけやすいです。ちなみにニューカレドニアはいたるところに日本語併記があるので便利です。まあ英語で十分わかるレベルのものが大半ですけど笑。
なお、ヌメアのタクシーは、(私の訪問当時では)、こちらの番号「28.35.12」に連絡するとよいそうです。これ覚えてマスターすればヌメア通になれますね!
ヌメア市内のタクシー情報:En taxi | Ville de Nouméa
ちなみにUberはありませんでした。
ヌメア市内の構成は「アンスバタ」、「シトロン湾地区」「中心地」
この日は日曜日でした。初日はこの街で過ごしました。とりあえず街の中心へ。我々が宿泊しているアンスバタという地区は中心地より南側に位置しています。ですがこちらのほうが観光の中心といったところです。ビーチにリゾートホテルはこのエリアに集中しています。
またアンスバタの隣の区画が「シトロン湾地区」です。ここまもっとリゾートっぽい場所であり、かつ観光地っぽいところです。飲食店は多いようですが、車で通過した程度だったので見た目以上の様子はわかりません笑。
しかし、このエリアから眺める夕日は素晴らしかったです!
アンスバタの様子
ここで、簡単に3泊4日滞在したアンスバタの紹介を。リゾート的なものを求めるのであれば、アンスバタ。ヌメア市内の地区ですが、南側の海に面した場所に位置しています。リゾートの中心であり、多くのホテル、多くのエクスカーションがここにあります。
我々もここに到着直後2日間、そして帰国直前の2日間滞在しました。ホテルはそれぞれ別々でした。
最初の我々のホテルの雰囲気。到着時最初の2日間お世話になりました。
ただしバジェットプラン(一番安いプラン)は施設から少しだけ離れたこのアパートみたいなところに泊まることになります。
部屋は質素過ぎてリゾート感まるでないですが、窓からの景色は素晴らしいです。
アンスバタ地区の全体的な雰囲気は、飲食店、ショップ等は、どちらかというとオーストラリア、アメリカ的なものを感じます。フランス、ヨーロッパ的ではないです。しかし、ビーチ近くでペタンクをやってる人がたくさんいたりもして南フランスっぽい雰囲気もありました。 レストラン系は前述の通りやはりリゾートっぽいものが多いですが、フレンチレストランも見かけました。お酒などの飲み物はお店にもよるのでしょうか、ヌメアの中心地よりも少し高かったように思いました。
こうしたロケーションも重視(味は言っていないのでわかりません…)ですと、お値段も結構します。入り口のメニューリスト見ましたがたしかに高かったですね…。
ちなみにトリップアドバイザーの評判もいまひとつな感じのようでして…。
よい食事を求めるならアンスバタは適切ではなさそうです。
ヌメア中心地の移動方法
ヌメア市内へ行くには公共のバスが便利。時刻表はなぞでしたが、このような白いバス停で待っているとそのうちバスが来ます。ほどほどに走っているのでものすごく待たされることはないようです。我々も5分程度待つだけで乗ることができました。がしかしこの日は良い天気で30℃近くまで上昇しているのでたった5分でも待つのは辛かったです。
バスに揺られて中心地へ。中心地で降りるところは観光場所にもよりますが2箇所、まずヨットハーバー前にある「マルシェ前」、そして市街の真ん中にある「ココティエ広場」です。どちらで降りても中心地は小さいので大丈夫です。
ヌメア道路事情、駐車場事情
22日と23日にも中心地に行きました。この時はクルマでホテルから向かいました。駐車場事情についてはかなり充実していたと感じました。中心地には多くのスペースがあり、またいわゆる路駐でなくても有料のところがいつくかありました。3時間止めても250フラン程度でした。クレジットカード使用可能です。
路上駐車はパーキングメーター制です。路上駐車と言っても以下の写真のようにかなり広めのスペースが確保されている場所が市内いたるところにあるので駐車しやすいです。
中心の中心では最大2時間まで、それ以外の中心地では最大3時間停められます。料金も最大でも300フランなので安いです。土曜日午後、日曜祝日は無料です。これはありがたい。
まずヌメアの道路ですが、かなり入り組んでいる印象。一方通行が多かったですね。この辺りの構成はヨーロッパの街に近いです。また、アップダウンも多いです。クルマの量もそこそこ。とはいえ大規模な渋滞になることはなかったと思います。
ヌメア市内最大の見所は植民時代からの建物めぐり
さてヌメアの中心、この地区で我々が行ったのは街巡り。中心地はリゾートではなくむしろ買い物、そして植民が始まった19世紀後半頃に建てられた建物を見学するのがメインです。レストラン、カフェもそこそこあります。いわゆる街歩きですね。昼間は暑いので要注意。
観光案内所が中央の「ココティエ広場」にあります。この広場は街歩きの際の目印にもなるので必ず立ち寄ることでしょう。なお、土曜日午後から日曜日にかけては一気に町中が静まりかえります。ただ歩くだけなら問題ないのですが、本当に誰もいなくなりお店も一切開かないので、飲み物などは必ずアンスバタやシトロン湾あたりで購入してから行ったほうがよいです。
19世紀ころの古い建物としては、旧市庁舎、ココティエ広場内の小さな音楽堂、少し丘の上に登ると教会がいくつかあります。いずれもフランス的な雰囲気を強く感じます。街歩き好きにはとてもいいです。
時折、こうした歴史のある建物の近くにこのような説明看板が立っております。日本語表記もあるので便利です。
ところでココティエ広場に隣接する旧市庁舎ですが、ここは市立博物館になっています。
ここでは植民開始から第一次世界大戦までのニューカレドニアの歴史を解説されています。小さな建物ですが、その内容は非常に多く、そしてしっかりしていたので驚きとともにとても感心しました。
この博物館の様子、ニューカレドニアの歴史については、別途詳しく書くつもりです。
古い建物ではないですが、警察署なんかもおしゃれでよかったです。
ヌメア市内の食事事情
旧市街では2回ほどランチをしました。2回めは正直ハズレだったので紹介しませんが、1回めの食事はとても美味しかったです。1回めのときは日曜日でしたので、町中はびっくりするくらい閑散としていました。お店も全く空いていなかったです。しかし、港沿い、フェリー乗り場付近、海に面した場所のレストランは開いていました。
場所はここです。
L’Impala 22 Rue Jules Ferry, Noumea, ニューカレドニア
天気も最高、ロケーションも最高、そして食事も最高!
フィッシュアンドチップスも美味しい!マヨネーズの味わいがいかにもフランス的で美味しかったです。サラダにあるお魚はツナのたたきです。新鮮でいい香りで美味しかったです。
おっとこの日は車の運転はしなかったのでビールを飲みました。ニューカレドニアでもビールを作っています。銘柄名は「Number One」です。このお店ではドラフトが飲めました。しっかりとした麦の味わいでとても美味しかったです。
以上、ヌメアは全体的には小さな町なので観光しやすく移動しやすく、個人行動もしやすいと考えて良いでしょう。しかし暑いので昼間はなるべく徒歩での移動は避けたほうが良いと思います。公共のバスもよく走っていますし、またタクシーもつかまりやすいのでこれらを利用すべきでしょう。