5日目

2007 France and Belguim

今回の旅は、今日明日で終わり。宿泊するのは今日が最後。

今日は火曜日ということで、いくつかの主要な美術館がお休みなこともあったせいか、予定が自然と決まった感じでした。

朝1番でマルモッタン美術館へ。パリはもう何回か来たことがあるのですが、3年前に行った時はタイミング悪く日本でマルモッタン美術館展を行っており、その影響で行くのをやめてしまいました。それ以後も結局一度も言っていませんでした。

というのも少々場所が中心街から離れているからです。

ただ、幸いなことに今日が火曜日。ほかの美術館が休館が多い中ここは休館日が月曜、こうした理由から少々遠くても足を運ぶ動機ができたといったところでしょう。

でも実際行ってみるとそれほど遠いわけでもないです ^^;

ここは、モネとモリゾのコレクションが充実しているとのこと。モネはいろいろなところで見ることができるから、特段期待はしていないのですが、案の定?予想通り期待していないとおり、いや予想以上に期待はずれでしたね?。

でも、モリゾは違いました。1室がすべてモリゾコレクションという部屋がありました。作品規模こそ大きくないけれど、見ごたえ十分でした。

遠目で見ると結構やわらかい感じの絵が多いのですが、近くでタッチなどを見ると結構大胆なのですね。

どの画家の絵もそうなのかもしれませんが、なぜ近くで荒っぽい(ちょっと表現がわるいかも)タッチにもかかわらず、全体としてソフトな感じに表現できるのかが、本当に不思議で感心してしまいます。

ま、しょせん絵なんて個人の好みなので、モネが好きな人は気にしないでください。そういえば印象派の命名の由来である「印象‐日の出」がこの美術館にありました。

なお、マルモッタンはこじんまりとしていてそれほど混み合っていないので、とっても雰囲気のいい美術館だと思います。

いずれにしてもモリゾをゆっくり鑑賞できたことが今回の旅行の一番の収穫でしょう。

その後、オルセーへ行きました。ここはもう何回目だろうか…。確かにここのモネはとってもいいです。色あいが明るいからかなあ。

シスレーとピサロのコレクションがとっても充実しているので好きです。モネ、ルノアール、ゴッホに比べるとちょっとマイナーなのか人だかりも少ないので、ゆっくり鑑賞できていいです。といってもやっぱりオルセーは人が多いんですけど…。

ところで、今日、お昼にゲイン不明なのですが一眼レフが壊れてしまい、写真が取れなくなってしまいました。今夜計画していた夜景撮影ツアーが台無しになってしまいました…。

残念ですが、どうせまた行くだろう、ということで次回に期待します。

10月末のパリは予想以上に過ごしやすい。これも今回の大きな発見。来年も同じ時期に行こうかな。

さて、明日の23時の便で帰国です。

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