訪問日時:2017年4月23日、午後3時頃
まだまだ続きますスペイン西部とポルトガルの旅の記録。第4部は美しい村、世界遺産ではない場所を紹介します。結構あります。
第4部の初めにご紹介するのはブラガンサというポルトガル北東部にある古い街。(旅行していた)時間も少しさかのぼって4月23日の話となります。以下の地図でもおわかりの通り、かなりスペイン国境に近いところに位置しています。
この後、一旦スペインに戻って美しい村に滞在しました。
ご参考:Puebla de Sanabria(プエブラ・デ・サナブリア)スペインの最も美しい村巡り No.24 ★★★★☆
歴史の話をすると、ポルトガル王国は、1640年にスペイン王国から独立、その時の国王がジョアン4世ですが、彼はこのブラガンサ出身の王だということです。もっとも街の歴史はもう少し古いようです。街の高台には立派な城壁と監視塔つきの城が現存していますが、こちらは11世紀に由来するものなのだそうです。
街に到着、駐車場はお城のある丘のふもとにたくさんありました。路上駐車(この日は日曜日なので無料)も十分できましたし、有料の地下駐車場もありました。丘までは徒歩10分弱なので十分でしょう。なお、お城のあるエリアにも駐車場はありましたが、収容台数は少なくおすすめできなさそうでした。
僕が停めた駐車場については、以下のGoogleストリートビューを参考にしてみてください。
お城へは徒歩で。街をゆっくり見ながら向かいました。
そして城門をくぐって敷地内へ。城内は大きな広場になっていて、まわりにはカフェやホテルなどがいくつかありました。
お城は展望台兼武器博物館になっています。入場料はかかりましたが2ユーロくらいでした。内部はよくあるような武器博物館的な構成になっていました。見ごたえは微妙なところ。休日ということで、観光客はそこそこいました。
お城の塔に登ることができまして、ここからの眺めはとてもよかったです。
観光に関しては以上と言ったところでしょうか。この街はポルトガル、スペインでもワイン生産がさかんなドウロ川、デュエロ川(前者がポルトガルでの名称、後者がスペインでの名称、同じ川です)から近いので、もしこの街に滞在するのであればきっと美味しい食事とレストランを楽しめたことでしょう。
しかし、僕の場合は、前述の通り、ここには滞在せず、さらに北上してスペインの最も美しいに宿泊しました。(続く)