またしばらく更新が止まってしまいました。アクセス数が落ちてきている…。当然か。
そんな2017年9月ですが、転職に伴う有給消化を利用して、2017年9月11日から9月28日まで(日本出発10日夜、現地出発29日朝)、18日かけてスイスとフランスに行っていました。これくらいの長い期間旅行したのは、ちょうど11年前、同じく転職したとき以来。その時もフランスとスイスを旅してきました。
スイスの最も美しい村巡り
スイスにも最も美しい村協会があることを発見。
ということで、まず前半10日間は、スイスの最も美しい村巡りを中心にスイスをほぼ全土行くことにしました。現在、スイスの最も美しい村に選ばれているのは以下27箇所。スイスは大きな国ではないので、7月のワロン同様、1回の旅行で完全制覇を目指し無事達成しました。
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今回訪問に苦労したのは、イタリア語圏の村巡り。ポスチアーボへ行く道、そこからソグリョへイタリアを通過してのルートは、途中霧の中の峠越えもあり、なかなか骨の折れる行程となりました。
なお、前半はスイスということで、当初はフランスの東部アルザスまで電車で移動、ストラスブールあたりでクルマを借り、そこから高速道路を南下してバーゼル経由でスイス入りしようと考えていましたが、シャルル・ド・ゴール空港からの電車出発時刻があまりよくなかったので、いつものように空港でクルマを借り、自力でスイスを目指しました。
ただし、シャルル・ド・ゴール空港でクルマを借りたのは14時頃でしたので、その日のうちにスイスに向かわず、ちょうど空港とバーゼルの中間にある「ラングル(Langres)」という街で一泊することにしました。とてもよい街なので、あらためて簡単にご紹介いたします。
なお、この街と最後に滞在するパリだけは、事前にBooking.comで予約しておきました。
フランスステージ、その1:新規登録のフランスの最も美しい村巡り+α
また、2017年も昨年に同様、新しい村が1つまたフランスの最も美しい村に加わりました。Brouage(ブルアージュ)という村です。どうもカナダのケベック州とゆかりのある村のようです。村の教会で関連資料をゲットしたので、後日翻訳して理解し、記事にしたいと考えています。
場所はフランスの西部アキテーヌ地域圏、アキテーヌではありますがジロンド川河口よりもかなり北側、街で言うとロシュフォールやラ・ロシェルに近いです。訪問した時はロシュフォール郊外に宿を取りました。
ということで、もちろんここを訪れてきましたが、フランスの東に位置するスイスからここへ行くためには、フランスを横断する必要、フランスの中央部を通過するがありました。実はその通り道である中央部(やや南より)にはコレーズ県、ドルドーニュ県があり、ここには非常に多くのフランスの最も美しい村が集中しています。これらはもちろん過去訪問、一番最初に美しい村巡りをはじめた2010年に訪問していましたが、質が高いところが多かったので、今一度この機会に訪れてみることにしました。
今回は、コレーズ県にあるフランスの最も美しい村協会誕生の村「コロンジュ・ラ・ルージュ」近隣の村6つとその近くにある古城などを訪れてきました。このエリアには2泊、1泊ずつ別々の宿を手配、いずれもミシュラン一つ星レストランに選ばれているオーベルジュで過ごしました。
7年ぶりの美しい村はいい意味で変わっていた
7年前にコレーズの美しい村々を訪ねた時と今回違っていた点といえば、まず天気です。7年前は曇りときどき雨、しかし、今回はこの旅で最も天候に恵まれた日でした。おかげできれいな写真をたくさん取ることが出来ました。
フランスステージ、その2:美術館巡り
しかし、フランスステージでの主な観光は美術館・博物館巡りとなりました。リヨン、ナント、ボルドーそしてパリにある美術館の多くを訪れてきました。特にパリのマルモッタン美術館、ジャックマールアンドレ美術館で行われていた特別展がよかったです。
美術館に関しては、ブログだとなかなかその良さを伝えるのが難しいです。
また、ナントではタイミングよく美術館内でコンサートを聞くことができました。現代音楽、そして結構長くて少々疲れましたがいい経験でした。
博物館では、昨年新しくできたボルドーのワイン博物館を訪れました。値段の割には(つまり高かった)充実度はイマイチな気もしましたが、いい思い出にはなりました。博物館の建築を見る価値は大いにあったでしょう。
ル・コルビュジエ建築巡りの旅
昨年、世界遺産に選ばれる以前はまったく知らなかったル・コルビュジエですが、昨年のロンシャン礼拝堂訪問以来、なんとなく気になってしまうわけですが、今回世界遺産訪問目的で訪れたラ・ショー・ド・フォンというスイスの街が、実はル・コルビュジエの生まれた街でることを知り、それをきっかけにレマン湖にある彼が設計した別荘、そしてパリ郊外にあるサヴォア邸などを訪れ、ル・コルビュジエの功績についてあらためて理解を深めることができました。
単なる流行を追うにわかファンとはいえ、これだけ彼のゆかりの地、彼の代表作を訪れていれば、まあそれなりのファンと言っても恥ずかしくないくらいにはなったかな笑。
ワイン、食事など
もちろん満喫してきました。特にスイスワインをしっかりと飲んできました。日本ではあまり知られていませんが、スイスもれっきとしたワイン大国だと感じました。
そしてもちろんフランスに入ってからもワインを堪能。特にフランスへ戻った日に泊まったボジョレーでのワインがよかったです。
食事に関しても、この数年はしっかりとネットで調べた上でレストランを選んでいますので、これもまた充実していました。スイスは言語圏ごとに料理の特徴があって面白かったです。また、フランスではミシュラン一つ星のオーベルジュ2つに宿泊することができました。
訪問したミシュラン一つ星レストラン
ちょっと期間が長いこともあってさらに太ってしまった…。ただ、これからはしばらく節制の日々を続けなければいけないかなあと痛感しています。
以上が、今回転職前に行った旅行の概要になります。紹介、というよりはむしろ備忘録か。というのは、まだゴールデンウィークのスペイン・ポルトガル旅行、そして7月のベルギー旅行の執筆が終わっていないからです。これらが終わってから、ようやく本編の記事執筆が始まります。今年度中、次の旅行までには下記終わりたいところです。