訪問日時:2017年7月17日、午前10時頃
ワロンの美しい村巡り3日はドイツ国境に近いリエージュ近郊の美しい村に訪問。時折雨が降るなど天候には恵まれませんでしたが、いずれも質の高い美しい村で非常に充実した日となりました。正直、リエージュ付近の訪問は次の機会にと思っていたのですが、思ったよりも宿泊地デュルビュイから遠くなかったこと、また村間の移動時間も想定より短かったこともあり、時間を持て余していたため、予定を変更して訪れることにしました。これで1回の訪問で美しい村訪問コンプリートの目処がたちました。
さて、この日初めに訪れた村はOlne(オルヌ)という村です。公式サイトを見た限りではここも他のワロンの美しい村と同じく17世紀から18世紀ころから人々が暮らし始めたという村なのだそうです。この村へは、デュルビュイからだと40分から50分、リエージュからだと20分30分程度で行くことができると思います。駐車に関してはとても便利。中央通り沿いに役場がある街の中心をそのまま少し通過した先にかなり大きい駐車場がありました。もちろん無料で停めることができました。もっともこんなに広い駐車場が必要とは思いませんでしたが笑。
到着は10時頃。クルマを例の広い駐車場に停めて1分ほど歩いて村の中心へ。といってもあるのは教会、そして役場、その周りにある建物がいくつか、その程度。いずれも確かにヨーロッパらしい建物で美しかったのですが、残念なのはどの村にも共通するように普通の道路が村の真ん中を走っていること。しかも片道1車線とは言え、普通にクルマが双方から通れる程度の幅。これが残念でなりません。
もちろん地元の人にとって普段の生活利便性を考えれば当然なのでしょうけれど、やっぱり残念な想いはありますね。難しい問題です。
村の教会、なかなかでしたが写真が撮りづらかったです。
しかしこんなアートな側面も。これはすばらしい。
しかし、そんな残念な道であってもいい感じの曲線具合であり、両サイドの建物もいかにもヨーロッパ的な趣があるため、ただ散策するだけでも十分に楽しむことができました。