訪問日時:2017年7月18日、午後12時頃
この日3番目の訪問地、2番目の美しい村ファレンからはクルマで10分程度の近距離にあるソゾワは、美しい小川と山々に囲まれた抜群の環境でした。
到着は正午ちょうど前くらい、駐車場は村の中に幾つかありましたが、収容台数は5台から6台程度と狭かったです。我々は運良く停めることができました。村の外であれば自由に停められそうな箇所もいくつかありました。
村に到着すると、ご覧のような鉄橋が一番最初に目に飛び込んできます。
こちらは現在は使われていませんが、まだ線路は残っているので観光用にこの上を自転車で走るというアトラクションがあって、多くの家族連れで賑わっていました。このアトラクションの発着点は村の中ではなく、村から2キロくらい離れたキャンプ場(ファレンから来たときに通過。ディナン寄りの場所)にあるみたいでした。
さて、村の歴史は、公式サイトや現地にあったパネル等の情報によると、1607年にこの地にソゾワ小教区が再結成小さな教会が誕生したことが発端なのだそうです。それ以後、徐々に人々が集まり小集落となり村が形成されていきました。17世紀からということは他のワロン地方の村と比べるとやや歴史が古いような気がします。1975年にこの教会は(国の)歴史的資産として認定されたそうです。
村の雰囲気ですが、相変わらずそれほど古さは感じない、普通に村の中心をクルマで走ることができることにはがっかりではありましたが、静かでありそしてなにより適度に自然に囲まれた心地よさは十分評価できると思いました。
しかし十分ワロンの最も美しい村の雰囲気に慣れてきたとはいえ、フランススペインと比べると物足りなさを感じる気持ちに変わりはありません。中世ロマンを求めるのであればあまり楽しめないところではあります。しかし、美しい村野訪問はまだまだ続きます。