訪問日時:2016年4月27日午後1時頃
少し時間があったので名所を探していたところ…
さて少し前回の日記を更新してから少し時間があいてしまいました。今回紹介するのは、アラゴン州にある「ロアレ城(Castillo de Loarre)」。スペインの最も美しい村あるいは世界遺産とは若干違うジャンル?ということで、「お城巡り」なるサブタイトルをつけてしまいました。実はお城巡りに関してはこの今回のロアレ城を含めて2つしかないのですが笑。
この日はアルケサルという美しい村を散策。美しい村にしては?思った以上に時間がかかりましたが、それでもまだお昼の12時になったばかり。
実はこの後はサラゴサに行くこと、そしてここで1泊することしか決まっておらず。しかし、それだけでは暇になってまう。ということで、アルケサルの観光案内所でゲットしたここアラゴン州の観光パンフレットを見ながらいいところないかと探していたところ、どうやら近くに素敵な古城があることを発見。
Google先生で調べてみるとここから50分ほどの距離だったので、観光時間、その後のサラゴサまでの移動時間を含めると程よい時間配分だったので、訪問してみることにしたというわけです。
アラゴン州にある中世の城
アルケサルからほぼ平らなアラゴンの荒野を進むことおよそ50分、目的地に到着。ロアレ城直前までは確かにまっ平らでしたが、城はかなり断崖に造られているので、残りの2kmくらいは急な登りでした。非常に趣きのある風景なので、到着前にまずは軽く写真撮影。
さて駐車場へ、お城の後ろ側に大きな駐車場が備わっていたので、苦労なく駐車。もちろん無料。一般の観客もそこそこいましたが、数台の観光バスも停まっていました。どうやらフランスから来た中学生の団体のようでした。遠足なのかな?
城へは駐車場から徒歩で。城の敷地内にはいってすぐ左手にあった売店で入場チケットを購入。
そこから少し歩いてお城へと向かいます。
さて、このロアレ城。それほどメジャーではないみたいですが、なかなか均整の取れた古城ということでアラゴン州の中ではそれなりの観光名所だということです。その歴史ですが、これも結局は何度もお伝えしています通りワンパターンで申し訳ないのですが、例のレコンキスタに関わるイスラム勢力とキリスト勢力の争い時の拠点として発展したお城なのだそうです。11世紀ころに作られたそうです。
お城からは先程たどってきたアラゴンの大地を見渡せます。本当にまっ平らなのがよくわかるかと思います。
お城の内部は、基本廃墟ですが、一部教会などが整ったりしている箇所も。しかし、正直なところ、中はそんなに見どころはない感じでした。
先ほど駐車場で見た観光バスでやってきたフランスの中学生(高校生かな?)の団体さん。フランス語のガイドさんに案内されていました。
ちなみにオーディオガイドもあります。自分は断ってしまったかなー、忘れてしまいました笑。
お城からの眺めはとてもよかったです。こういう城壁は中世好きにはたまりません。散々見てきてますけどね。
やや地味ながらも端正ある風貌をした素敵なお城でした。
さあ次はアラゴン王国の都「サラゴサ」です。(続く)