訪問日時:2017年9月17日、午前10時頃
スイスの最も美しい村、フランス語圏で一番北側にある村です。美しい村が集中するヌーシャテル湖自体かなりフランスに近いのですがここは本当にすぐ山を越えたらフランス。実はここへ訪れる前日はフランスのミュールーズにいました。1時間くらいでしたでしょうか。ちなみに一般道でスイス国境を通過。この頃はまだシリア難民の問題もあったので国境ではかなり厳しい検査を受けました。15分程度時間を取られましたが。もちろんノートラブルでした。
距離もほとんどなくそして大して文化も変わらないようには見えるものの、道路標識、ガソリンスタンドなどが変わるので、やはりフランスとは違う雰囲気を感じます。
この日朝一番の訪問、到着時間は9時すぎ、10時前くらいかの?でしたが、どこからかの団体客が観光バスで来ていて結構な数の観光客がいました。かなり人里離れた場所なのに!地元(ってどこ?フランス?スイス?)有名な村なのでしょうか。
さて村の雰囲気ですがこれまで見てきたドイツ語圏の美しい村、フランス語圏とは言えどいわゆるアルプスの麓にあったヴァレ州の村とは非常に対照的で、柔らかい感じがするフランス調の雰囲気がありました。かといって、こここらすぐ北西あるフランス領のフランシュ・コンテ地方の美しい村、ここにも多くの美しい村があるわけですが、それらともまた違った雰囲気。あまり石造り感がないなと思いました。
車は村の入口「サンピエール門(La Port Saint-Pierre)」の入口辺りに。10数台停めることができるスペースがありました。クルマの場合はこちら側から来ることになるので駐車場を見つけるのは簡単でしょう。
村の名前は、アイルランドの修道女聖ウルサンヌに由来。小さい村ながら立派な教会があります。村の規模を考えると非常に大きかったです。でも残念ながら修復中で中には入れませんでした。村の歴史は15世紀くらいから始まるようですね。
村への入り口は先程紹介したサンピエール門以外にも2つ、合計3つの門がありこれは村を特徴づけるものとなっています。村は小さな小川に沿って位置しており、この川対岸から橋を渡って村に入るときにくぐる門が2つ目の門、さてもうひとつは?訪問時には気が付きませんでした。
本当に人里離れた場所にある山々に囲まれた静かな場所。村の中にはいくつかの宿泊施設もあるので静かな佇まいのなかゆっくりと過ごしたいのであればこの村に宿泊する価値は大いにあると思います。
もちろんクルマでしか行けませんが、意外と近くに主要幹線道路があるので比較的行きやすい村でもあります。