日産のテストコース『グランドライブ』での試乗会 その1

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さて先週末になりますが、日産車オーナー限定サイト「N-Link OWNERS http://n-link.nissan.co.jp/」が主催の試乗会イベントに参加してきました。

僕は友人を1名お誘いしまして僕らは2名で午後の部に参加させていただきました。参加者は2、30人といったところでしょうか。家族連れが多かったですね。

メインは新世代の車「リーフ」とそしてGT-Rの試乗。その他数台の車にも試乗可能で、試乗の他に日産の安全や環境に関する最新技術を体感することもできました。

その場所なのですが、「日産のテストコースである『グランドライブ』」というところ。

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普段は一般の方だけでなく、日産のスタッフも自由に出入りできない場所で、クルママニアの方々にとっては憧れの場所のようですね。

イベントは午後1時より開始。

まずは安全や環境に関する最新技術について、20,30分ほどのプレゼンテーションを聞きました。その後実際にその技術が取り込められた車を試乗して、いくつかの最新技術を体感。ここでは、記憶にのこっている、印象にのこっている事項について感想を書いてみます。

「アイドリングストップ」

最新技術というよりも環境対策ですね。

最近の車って通常のガソリン車を始め、電気自動車、ハイブリッド車など非常に静かなので、以前と比べると突然エンジンが停まってしまうことに違和感を感じ無くなっているとかと思います。

はじめこそ違和感がありましたが、慣れてくると逆に停車中にエンジンが止まらないと落ち着かなくなってくる感じですね。日産曰く、最も気を使ったのはエンジンが切れてから再度かかるまでの時間を短縮することだったようです。これによってさらにイライラ感を抑えることが出来ているようです。

いずれにしても慣れの問題ですがすぐに慣れてしまうなので、環境に優しい、エネルギー効率がいいのであれば、これからの車の標準装備となってもよいのではないでしょうか。

「インテリジェント・ペダル」

簡単に言うと、前の車との車間距離が詰まってきたら、アクセルが押し戻されてることでドライバーに減速を促すという技術。合わせてブレーキも自動的にかけてくれるというもの。

いざという時には役立つとは思いますが、正直なところ車間距離が詰まってきたらアラーム鳴らすくらいで十分かなと思いました。実際近づきすぎて減速しないとアラームがなります。

たしかに事故を減らせる素晴らしい技術とは思うものの、どうもマニュアル車ドライバーの自分としては、「やり過ぎ」「親切過ぎ」ではと思ってしまいます。純粋に運転を楽しみたい人にとっては、かえって違和感やストレスを感じる機能ではないでしょうか。

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※イベントホール内のコース案内図

「VDC (Vehicle Dynamics Control) 」

こちらは割と最近よく耳にするいわゆる「横滑り防止技術」です。いろいろなメーカーでも導入されてますね。

この技術の体験試乗はグランドライブ内にある「低ミュー路」で行いました。要するに滑りやすい道を再現、どのくらい滑りやすいかというと、日産の方いわく「雪道でのアイスバーンの上を走るような感じ(で滑りやすい)」のだそうです。

参加者はこのVDCがオンになった状態でこの低ミュー路を走ります。まずこの道に入ってまもなく一旦停止。そのあとアクセル全開で発進。この時に一瞬タイヤが空回りするのですが、次の瞬間なめらかにクルマが動き出します。次にS字の感覚で右そして左と走っていくのですが、多少制御しにくさを感じるものの見事に横滑りすることなく走行することができました。

自分での運転が終わると、インストラクターの方の運転に代わり、今度はVDCオフでこの道を走ります。すると、アクセル全開スタートしてもなかなかクルマは発進しない、そしてS字カーブを曲がった瞬間、スルスルーとクルマが180度回転!

この光景、今日他の人が乗っているのを自分が体験する前からなんども傍から見ていました。見ていてすごく怖そうだったのですが、実際乗ってみたところ全く恐怖感はありませんでした。運転手がとても上手ですので揺れも少なくむしろ気持ちいいくらい。しかし、これを実際自分が体験すると間違いなくパニックになるでしょう。

これは素晴らしい技術に感心するのはもちろんのこと、とてもわかりやすく最先端技術を体験できることも合わせて素晴らしいと思いました。

(長くなったので、その2に続きます。)

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