今月から、新しい「席」で仕事をすることになりました。組織上は兼務がはずれて昨年入社時点と同じ部の所属のみとなったわけですが、フロアや業務内容が少々変わります。一言でいえば株式運用に近いというところで、昔のフィールドに戻ってきたというところです。
3年前いったん視野が狭くなることがいやになって違った業界へ転職しましたが、結局のところ、はじめに身につけたスキルを生かすしか無いかな、と。少ない間ではあるとはいえずいぶん遠まわりしたものです。もっともそれぞれの会社で身につけた経験は、なかなか人には説明できないのですが、結構役立っていると思います。
ところで、先日、オケ学生さんと話していた時、「ブラック企業」なる言葉を聞きました。その言葉の響きからして意味を想像するのは簡単でしたが、思ったよりもリアルで毒々しく企業がリストアップされているのには少々戸惑いました。良くも悪くも今の学生さんたちはこういう情報を参考に就職活動をしているのか、と、まさにジェネレーションギャップでした。
まあ、僕だけなのかもしれませんが、自分の場合はとにかく自分がしたいこと「だけ」を考えて活動していたと思います。情報と時間が少なかったことは、それはそれでいい面もあったのかもしれません。
そういえば最近では転職のほうでもブラック企業って言葉が聞かれるようになっているみたいです。
30代前半でかつ転職を数回している身にもなると、ブラック企業のリストなどを見て非常に納得できることが多いです。こういうリストを必要以上に参考しにしすぎるのもどうかと思いますが、わりかし納得できてしまうこともやはり明らかに企業イメージはよくない証拠のひとつだと思います。100%信じるのも問題でしょうが、確かに先人の経験が反映されているのも事実なわけですし、もしそうならやっぱり社会倫理上もよくないわけです。
もっともこういう話なんて今に始まったわけではなく、昔からずっとあったと思います。単にネットとかSNSで広まっていっただけなのでしょう。
ところで、最近いろいろな場面で2極化を感じます。この話もそうなのかもしれませんが、株についても2極化っぽい動きをしているセクターがあったりしそうです。
とりあえず「ブラック企業」のパフォーマンスでも調べてみますかね?。