訪問日時:2011年10月12日午後6時頃
この日はヴナスクという美しい村から始まって、モン・バントゥを登った後、その両サイドにある2つの美しい村を巡ってきたのですが、まだまだ日没まで時間がありそうなのでもうひとつ美しい村へと行って見ることにしました。
La Garde-Adhémar(ラ・ギャルダデマール)は、オランジュから少し北に行くので距離的にはそこそこあるのですが、高速道路から近そうなんです。
というわけで、午後4時にセギュレを出ていれば日没までに十分間に合うのではないかと思い、やや強行的ではありましたが頑張って行ってみることにしました。
高速から近いといっても高速道路沿いにあるというくらいで、実際にはICからは若干距離がありました。それでも半分以上の行程を高速道路でいけるのは移動時間の大きな節約になります。
このあたりは概ねなだらかな平野部、葡萄畑が多く見られます。そして他の美しい村のようにこちらの村も少し小高い丘の上に佇んでいます。
村を囲む城壁のすぐ外に車を停めて30分程度散歩して見ました。もう夕方なのに思ったよりも観光客が多かったですね。
心地いいクリーム色をした石壁に覆われた家々、とってもやさしい雰囲気だなあと思いました。壁を構成している石のひとつひとつが若干小ぶりなせいでしょうか、他の美しい村と比べるとやわらかくそして可愛らしい雰囲気がするんですよね。
村の教会も立派でした。外見は力強く、そして内部は厳かで神聖な雰囲気。
この日はロングドライブでたくさんの観光をしたのでこの頃は疲れが出始めていたのですが、優しい雰囲気の街並みに癒されたのではないでしょうか。
このあと50km近く離れたゴルドまで戻らなければいけないこともあり慌ただしい滞在となったとはいえ、頑張って訪れて正解だったと思います。
公式サイト:La Garde-Adhémar