アクロティリをあとにして、少し寄り道をしてから向かったのは、サントリーニ島もうひとつの古代遺跡「テラ」でした。
場所は島の南東に位置しています。
ガイドブックによると「カマリ、またはペリッサまで行き、そこから徒歩40分」となっていますが、車の場合は「カマリ側から遺跡手前まで山道で行くことができる」ようなので一安心。
とはいえ、その山道が結構タイト!標高は360mほどあります。
傾斜はきつく、道は狭い。時折来る対向車とすれ違うのは指南の技、に思えますが、そこはヨーロッパドライブ歴の長い私、むしろわくわくして興奮気味で飛ばしてました(笑)
ちょっとsmartだとパワー不足でしたがそれでもラクラクと遺跡まで行けました。徒歩は相当つらいかもしれませんね。
これといって駐車場はないので、適当に路駐して観光開始。
さて、こちらの「古代テラ」は、歴史で言いますと、紀元前9世紀ころから、期限726年ころまで人々が住んでいた都市だったようです。
しかし、それ以降は放置され続け、実際に考古学調査が開始されたのは1000年以上後の19世紀終わりから。
あれだけの山道を登って来ましたからね、ご覧の景色です!
高所恐怖症のひとにはおすすめできません(笑)
ここはちょうど島の東側、空港がある側なので、高台から空港を見渡すことができます。観光中いくつかの飛行機が離着陸する様子をみることができました。
遺跡は基本的には土台部分しか残っていませんが、それを見るだけでも街の規模や当時の様子を十分に思い浮かべることができました。
ちなみにこのような解説板もあります。英語もあるので興味があった場合でもどうにか理解することができます。(ちゃんと読んでないことがほとんどですが…)
本当にお天気に恵まれています。ただ、標高はそこそこありますが、日差しは強いとはいえ風のために多少肌寒い感じでした。
この時点でお昼の2時。この日の夜にはこの島を立つことになります。まずはクルマの返却とお昼ごはんを食べにフィラの街へと戻ります。(続く)