本土編、アテネ空港でクルマを借り一番最初に向かった観光地は、アテネからデルファイへ行く途中にある「オシウス・ルカス修道院」
こちらは世界遺産に認定されている10世紀ころに設立されたギリシャ正教・正教会の修道院です。ビザンチン建築の中でも屈指の美しさを誇る修道院とのことです。
アテネ空港からテーベという街あたりまで高速でいけるのですが、そこからの道のりは国道とはいえども一般道。
特に修道院に近づくに連れて細い一本道の山道となったため、思ったよりも時間がかかりましたが、それでも迷うことなく順風満帆で最初の目的地に到着しました。
駐車場から続く階段が印象的、これはとても期待が持てそうです。
階段を降りると修道院前の広場へとたどり着きます。
こちらのゲートをくぐると、
ご覧の景色が目の前に広がります。美しい!
過去地震や内戦などで何度か崩壊したことがあるそうですが、それでも一部の建物やモザイク画、レリーフなどは健在しているとのこと。
聖堂の隣がちょっとしたミュージアムになっていました。3ユーロで見学できます。
英語の案内もあるので、勉強にもなります。
やっぱりギリシャ語で書かれると古代遺跡って感じがします。古代じゃないんですけどね(笑)
ミュージアムを見た後はすぐ隣接している聖堂へ。
この聖堂の美しさと神聖さには言葉を失いました。
そういえば西ヨーロッパばかりが中心でしたから、あまり正教会、ギリシャ正教会の建築や制度を見たことがありませんでした。
だからなのでしょうか、偶像のない教会は、より一層神聖な気持ちにさせるのかもしれません。
この日はそれまでの天気とはうってかわって朝から曇り空でしたが、天気も少しずつ回復しそうな雰囲気。
次はここから30分ほどのデルファイに向かいます。