ろくに仕事も勉強もしないくせにこういう学習能力は相変わらず健在のようです。
今回、メドックマラソンでエントリーされている「シャトーリスト」を、Googleスプレッドシートに転記して、どこにどんなどのようなシャトーがあるのか、日々勉強しています。
地道に続けると、いつのまにやら地理にもワインにも詳しくなりつつあるなあと実感しています。
ワインというと、よくもわるくもちょっと「高い」イメージ、そして、バブルに始まり、セレブな雰囲気も漂うし、ちょっと「調子に乗ってる」とか「ブルジョワぶりやがって」とか、愛好家がちょっとした僻みの対象になったり。
それぞれ原因もある、言う方も言われる方もいろいろあると思います。確かに無駄にバブル臭する人たちとか芸能人とかがこぞって超高級ワインを買いまくる飲みまくるさまを見ていると、ひとことふたこと言いたくなる気持ちもわかります。
だけど、やっぱり歴史を感じるし、素晴らしい文化と味わいをもっているワイン。ただ美味しく味わうもよし、少し勉強して知識をつけてなお楽しむのもよし。
そんな素敵なお酒であることに変わりないです。
僕も正直いってそんなにワインは詳しくない方。いまでもそうでしょう。でも、いろいろな切り口から勉強しています。
勉強ってったって、ただの趣味なんですが。
今回はメドックマラソン出場をするということで、この機会にコースレイアウトとメドックのワインシャトーの位置にもとづいて、できるだけ事前に知識をつけておこうと、ボーナスの一部を利用して、「飲む」勉強をしています。
やはり外で飲むと高いので、家に買ってきて飲んでいます。それでも結構出費ですけどね(笑)
あとちょっとだけ続くかな、この調査(楽しみ!)
フレンチビストロに行くたびに可能な限りメドックワインを選ぶようにもしています。やや高いんですけが…。
そしてたいして「語彙」もないですが、飲むたびにその写真と感想をEvernoteに記録しています。
はじめはよくわからないけど、とりあえず飲んで記録しよう、それを繰り返していくと、自然と知識ってついていくものです。
また知識をつけるのって、なにかと関連付けすると覚えていくもの。僕の場合は、地理と関連付けることで、ワインの知識を深めていくことができていると思います。
直前に書いたこちらの記事もその一環。
メドックマラソン 2014 タイムスケジュール案策定 #メドックマラソン2014 | my lifelog yuu-koma.jp http://www.yuu-koma.jp/?p=9241
マラソン時の目標通過時間とシャトーを関連付けたものです。
来月実際に行くわけですが、こうした「コツ」を身に付けることができたのは、過去に行ったフランスの最も美しい村巡りのおかげです。
フランス全土に美しい村が点在していますから、自然と地理に詳しくなるのはもちろんのこと、その土地に宿泊することで、その地域のチーズやワイン、料理を関連付けて体験できたわけです。
単にその時々で美味しい楽しい経験をしただけでなく、勉強のコツも身につけることができたことは、僕にとって非常に大きな財産といえるでしょう。
もちろん書物からの知識だって重要です。僕も時折本を買ったりもしています。
やっぱりより深い知識を身につけるには、第三者からの情報は不可欠。よって読書は大事。
でも、いきなり本を読んだり資格をとって知識をつけるのって難しい。そこを旅行で実際にその地域に行ったり、マラソンに参加するなどして、関連付けるすべを身につける。こうしたコツを身につけて、より簡単に知識を深める。
そして一旦こうした「コツ」がわかると連鎖的に知識が深まる。
繰り返しになりますが、僕の場合は、
- とりあえず、深く考えず「記録」する方法を確立する
- 単独の事象で捉えず「地理」などと関連付けるなど、自分の体験とリンクさせる。
- 地道に続ける
こうした方法で日々勉強しています。
そのせいかでしょう、はじめはさっぱりわからないかったメドック・ワインですが、最近ではメドックのシャトー名を言われても、これはどこどこのワインでーみたいなちょっとしたうんちくが言えるようになったと思います。
もっともうんちくはほどほどに、ですけどね(笑)
さあもっと勉強するぞ!
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