Berliner Philharmoniker

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というわけで、本日、東京公演を聴きに行きました。

今回はブラームスチクルス、少々(いや結構)高いとはいえ、ぜひとも聴きに行きたかったので、大満足です。6月おわりくらいに優先予約の受付があり、うわさによると結構な倍率だったようですが、それもくぐりぬけて本日のチケットを入手しました。

また、今年の4月にドイツに行ったとき、残念ながら聞けなかったベルリンフィルなので、なおさらうれしい限りです。

昨日は1番と2番、本日は3番と4番。

全体的な感想としては、「CDだ」って感じ?

なんか変な感想ですが、確かにブラームスの曲は指揮者は違えどベルリンフィルとかウィーンフィルばかり聴いているから、弦の響き、管のアンサンブルなど、やっぱりCDでよく聴いているオケが目の前にいるんだなあ、そう思いました。

もちろん、ダイナミックスレンジの幅広さ、音の奥行き、などなど、ライブでないと体験できないものもいっぱい感じました。

にしても、ファーストヴァイオリン、だけなじゃくて他の弦セクションのひとりひとりが、「誰がコンマス?」ばりに激しくアツく弾きまくってました。やや前のほうの舞台を見て左側にいたせいか、3プル?5プルあたりから音があり得ないくらいグイグイ聴こえてくるのは、すごいなあって思いました。

不思議だったのは、ファーストの譜めくりを表側の人がやっていたこと。普通裏側の人がやりますよね?。あれ、意味あったのかな?目の前だったのでファーストしか確認できていませんが、他のセクションはどうだったのでしょうか。

ラトルがどういう音楽をやる人かはよくわかりませんし、はたまたそれはオケがそれだけの実力をもっているからなのか、まあよくわかりませんが、とにかくダイナミックレンジの解像度っていうのでしょうか、それがとても細かいなって思いました。常にどの楽器がメロディーをやっていて、それに合わせて他のパートはどの程度のバランスで音を出せばよいのか、ということをものすごく細かく状況に応じて変化させていた気がします。今まで内外のいろいろなプロオケ聞いていますが、こういったとても「解像度」が高いダイナミックスの変化を感じたのは初めてかもしれない。

すべての楽章すばらしかったけれども、一番よかったなと思ったのはブラ3の3楽章でした。ブラ3、4楽章もよかったです。この4楽章、なぜかとっても好きなんですよね。シンプルなモチーフなんだけど、よく聴くとものすごく凝ったオーケストレーション、アンサンブルな気がするからです。

やっぱりすごかったです、ベルリンフィル。

また聴きに行きたいです。できれば現地がいいですね。そしていつかはジルベスターに行ってみたいです。

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