Date and Time (Original) – 2024:10:01 8:54:02
「ボルム＝レ＝ミモザ」、ここは今年（2024年）の9月に新しくフランスの最も美しい村に加入したばかりの村です。前回のブログでご紹介したアントルヴォー訪問でアルプ・マリティーヌ県の山間の深くの村とは対照的に、こちらの村は海の近くに位置している美しい村です。それでも海岸からは少しばかり数キロ程度離れた高い丘の上に佇んでいる村です。
前日は海の見える小さな町にホテルを取り、翌朝一番でこちらの村に向かいました。本当に訪問のわずか１週間前に美しい村に選ばれたばかりの村ですが、すでに観光地としても人気なのか、予想以上にホテルや飲食店があるなあといった印象を受けました。おみやげ屋も多いです。また村にはとても立派な駐車場もありました。シーズンオフなせいでしょうか、私が訪問したときは無料で停めることができました。その駐車場はやや街のはずれの高台にあるのですが、村の中心とほぼ隣接していますので、すぐに村まで歩いていくことができます。非常に観光しやすい村ではないでしょうか。
この日は朝から天気が良く、そしてちょうど訪れたときが日の出直後だったこともあり朝日に映える村がとても美しかったです。村の中もとてもきれいに整備されていて、昔ながらの石造りの建物をそのまま活かしつつ、飲食店やお土産屋などを中心に景観を一切損ねることのない非常に観光地としてはレベルの高いものを感じました。宿泊施設も良さそうだったので、前の日は近くの港町ではなく、こちらでも良かった気がします。この港町もいい雰囲気でしたけどね。
村の詳しい説明は以下を参考にしてください。
ボルム＝レ＝ミモザは、フランス南東部のヴァール県に位置する絵のように美しい村で、中世の建築、美しい自然、そして地中海の素晴らしい眺望で知られています。「フランスで最も美しい村」の一つに選ばれており、特に冬に鮮やかな黄色の花を咲かせるミモザの木々で有名です。村は丘と海の間にあり、自然の美しさと歴史的な豊かさが調和しています。
ボルム＝レ＝ミモザの特徴
- 場所：ムール山地の斜面に位置し、地中海の海岸線のパノラマビューが楽しめます。
- 花の名所：冬に咲くミモザの森が広がっており、「ミモザ街道」の一部としても知られています。
- 中世の魅力：狭い石畳の通り、石造りの家、13世紀に遡る城など、歴史的な雰囲気を保っています。
- 教会と礼拝堂：サン・トロフィム教会など、中世建築とプロヴァンス地方の鮮やかな色彩を示す宗教施設があります。
- 庭園と植物：アガパンセの庭園やゴンザレス公園など、美しい庭園と豊かな植生が楽しめます。
- 近隣のビーチ：澄んだ水と美しい景色で人気のエスタニョル・ビーチなど、美しいビーチが近くにあります。
- ミモザ祭り：毎年2月にミモザ祭りが開催され、地元の植物を祝うパレードや音楽、ダンスが楽しめます。
ボルム＝レ＝ミモザは、歴史的な魅力と独自の自然環境が融合する魅力的な村で、文化と景観の両方を求める訪問者にとって人気のある目的地です。
