「第一回目の概要」
- メドックマラソン前日、ボルドーのホテルにてOnlineのAppleStoreからSIMフリーのiPhone6を予約。
- 時差の関係で予約が遅れたため、発送予定は10月の中旬とのことであったが、前倒しになり9月末に到着。
- ソフトバンクを解約予定。今後はMVNOを検討。当面はヨドバシのワイヤレスゲート5GBプランを選択。
- 数日間MVNOを試したが、概ね問題なく使えることが判明。
- MVNOのプランで音声込みを選ぶとデータ通信量が少なく割高になる恐れがあるため、基本データ通信のみ通話不可のプランを選ぶことにした。
「第二回目の概要」
- 当初ワイヤレスゲートの10GBプランにしようと思ったが、それだけで心配なので、これまで長年利用しているワイモバイルのPocket WiFiの契約は維持することに。
- たまたま9月が更新月であったこともあり、ワイモバイルの契約見直しを一気に行うことができた。
- その結果、GL10Pを新規で購入。各種キャンペーン価格適用により、2年間で2,241円で利用可能となった。
- GP10は「海外データ1日定額」制度あり。ただし、ソフトバンクと比べると対象国、地域が少ない。
- これまで使っていたPocketWiFi GP04は、LTEプラン2年特割に契約変更することで、一切使わなければ月々0円となる。
- 通話はSkypeOutなどで十分だが、各種手続きのうえで携帯番号は持っておく必要があるため、新規で購入したGP10の副回線としてPHS契約を追加。副回線のため、基本使用料は無料。端末代については「だれとでも定額」プランにすることで月々1,008円で、10分以内ならば500回まで通話用無料。
- 結果、「12GBのモバイル通信量」、「通話」、「海外データ1日定額」込みを先2年:5,729円、3年目以降:7,478円で実現。
旅先ボルドーからの予約
予約開始がちょうどメドックマラソンに向けてボルドー入りしていた時でした。
さて、今回のiPhone発売に関して最大の特徴というのは、日本でも遂にSIMフリーiPhoneが最初から発売されるようになったことだと思います。待ち焦がれた最新機種のSIMフリー版です。
ということでもちろん迷わずSIMフリーiPhone6を注文するつもり。ということで、AppleStoreからの予約となりました。
AppleStoreアプリを立ち上げると一番近くのApple Storeが出てくるんですね。
ちなみに場所はホテルから徒歩1分くらいのところ。
色はゴールドに。64GBです。
当初の到着予定は10月中旬でしたが、一気に2週間ほど前倒しになり、9月最終日曜日の到着となったわけです。予約といい到着といいなんだかやたら本番と重なるiPhoneですね…。
とりあえずお決まりの開封の儀
とりあえず演奏会本番、打ち上げから帰宅後、宅配ボックスに届けられていたSIMフリーiPhoneを開封。
それにしてもやっぱり大きいiPhone6。
早速電源を入れていつもどおり立ち上げていろいろ指示に設定を続けていると、おっとビックリ、SIMフリー版はSIMがささっていないととiPhoneは使えないとのこと。WiFiだけではダメってことです。
ということで、当然ながら最初からSIMはついておりません。自分で手配をしなければなりません。
さようならソフトバンク
iPhone6といま使っているiPhone5sのSIMカードはnanoSIMで同じなので、5s用のnanoSIMをさせばそのままSIMフリーiPhone6も使えるわけですが、「パケット定額プランが適用されるかどうか」が不明。
ネットであれこれうわさが流れてますが、ソフトバンクの窓口に行ってあらためてこのことを確認してきました。結果は、ネットで調べたとおり、「仮にパケット定額が適用されなくてもソフトバンクは責任を追わない」でした。ああ、そうですか。
なんだか最近のソフトバンク、他社も似たようなものですが、既存ユーザーないがしろにして醜いシェアの奪い合いしかしない姿勢、いろいろ海外で買収してるようですが、はっきりいって1ユーザーである僕にとってはどうでもいいものばかりの買収には、正直うんざり。さらにはひと月あたりのデータ通信量を低くして通話料部分を分厚くするとか、ありえない。
ということで、5年以上付き合ったソフトバンクを解約することを決意。
来月11月が更新月なので10月はとりあえず残しておいて11月に入ってからは即効でおさらばです。5年間お世話になりました。孫さんいままでありがとう。
MVNOを検討
ということで、通信手段の確保=新しいSIMが必要。MVNOの検討が始まるわけです。
MVNOとはMoblie Virtual Network Operator、「仮想移動体通信事業者」のこと。総務省の定義がわかりやすいです。
- MNOの提供する移動通信サービスを利用して、又はMNOと接続して、移動通信サービスを提供する電気通信事業者であって、
- 当該移動通信サービスに係る無線局を自ら開設しておらず、かつ、運用をしていない者
(引用先:Wikipedia、もとのソースのページがなさそうだったので。)
あらためて調べてみるとたくさんの会社がサービスを始めているんですね。契約数も2014年3月で200万件にも及ぶそうです。
ヨドバシのワイヤレスゲートを選択
そんな数多くのMVNOから僕がとりあえず選んだのはこちら。
SIMサービス | 株式会社ワイヤレスゲート http://www.wirelessgate.co.jp/service/sim.html
理由はデータ通信のみを考慮した場合、一番お得ではないかと判断。
このSIM、通話はできませんがSMSは可能。SMSはとても大事。なぜならば、海外で使える、そして各種クラウドサービスにおける2段階認証用コード送信先(といっても実はFacebookくらい)に設定する必要があるからです。
SIMカード本体の代金は別
いや、確かに当たり前のことですが、ついつい月額料金ばかりに気が行ってしまって、このこと忘れていました。
それでも3,240円、事務手数料的なものだと思いましょう。
MVNO SIMの開通は多少煩わしいもさほど苦労はなし
さてそのワイヤレスゲートのSIMは、ヨドバシの店頭でもあるいはヨドバシ.comで購入できます。
iPhone6はnano SIMなのでご注意を。
開けるとこんな感じ。
こちらが中身のSIM。
裏面にはSIMの電話番号が記載されています。
さてさてアクティベートの手順。
ここ(写真)に書かれているのと若干違う手順なので、以下にもう一度説明書いときます。
- SIMカードをiPhone6に差す
- iPhone6をスイッチいれて起動。
- WiFiにつなげて、このサイトからAPNプロファイルをダウンロードしインストールする。(写真の2の手順にに相当)
- ウェブ上の申し込みページhttps://www.wi-gate.net/sim/start/top.htmlより各種項目をインプットしてSIMをアクティベートさせる
- 専用アプリをhttp://www.wg-sim.jp/app/apple/からダウンロード、インストール。
- WiFiをオフにして少し待つ(すぐに以下の操作をしても接続できなかった)
- 専用アプリを立ち上げ、アカウント設定にてSIMの電話番号を入力して開通手続き完了。
多少煩わしいところもありますが、そんなに難しくありません。
通信状況は上々
肝心の通信状況はどうか。まだ数日程度の利用ですが、使っている限りでは、上々、まずまず、そんなところでしょうか。
専用アプリのUIも見やすくていいです。
少々回線が混みそうな都内主要箇所、時間帯では繋がらないことがあるとはいえ、概ねよくつながると言えます。docomoの回線を利用するからでしょうか、通信速度は遅いものの地下でよく繋がるなあという印象です。
ちなみに通信速度は公式で公表してるより絶対に遅いと思います。iPhoneでTwitterやFB、ちょっとしたウェブブラウジングするには問題ないです。
テザリングには難あり
しかし一方で、MBP(MacBook Pro)にテザリングで繋げて作業するには全く使えないと言えるでしょう。ラップトップでのウェブブラウジングは諦めたほうがいいかもしれない。
もしテザリングが使えるのならば、今契約しているPocketWiFiを解約して、ワイヤレスゲート10GBプラン一本にする予定でしたがこれは断念しました。
通話はできません
ヨドバシ・ワイヤレスゲートのSIMでは通話はできませんので要注意。しかし、SkypeなりFacebookメッセンジャーなりLINEなどで音声通話は可能ですのでたいした問題にはなりません。
ただ、、ソフトバンクを解約してしまうと、完全に通話用の携帯電話番号がなくなってしまいます。いくら通話をあまりしないとはいえ、日常生活でなにかの申込みなどを行う場合、やっぱり最低1つは自身の携帯番号は必須。
ということで、別途通話手段を検討することにしました。
この話は次回(第二回目)にしようと思います。
(第一回目はここまで。第二回目に続く)