訪問日時:2013年5月12日午前12時頃
ドルドーニュ川沿いの美しい村巡りは、まさに僕の原点とも言えるかと思います。
およそ3年ぶりに戻ってきたドルドーニュ川、このCastelnaud-la-Chapelle(カステルノー・ラ・シャペル)は当時はまだ美しい村のリストに名を連ねてはいませんでした。
同じくドルドーニュ川沿いにあるリムイユからはクルマで30分ちょっとのところにこの村はあります。
村の特徴はもちろんこちら。ドルドーニュ川の穏やかな流れを静かに見守るシャトー。
この勇姿を見ながらの村入場となります。
村にはいってすぐのところにおみやげ屋さん、レストランが連なるエリアがあってこちらにクルマを停めることもできますが、
ここからだとお城まで若干距離がある(といっても徒歩10分かかるかかからないかくらい)ので、
お城見学には、その城の後ろ側にある駐車場(※有料でした)までこのような道を通っていくとよいかと思います。
そのシャトーの駐車場に停めてから早速村のなかへ。この色合はまさにドルドーニュ、とっても安心するのはやはり自分にとってのフランスの田舎巡りの原点がこの地にあるからでしょうか。
時間は十分あったのでシャトーのなかに入って見ることにしました。
これは入り口から入って振り向きざまに撮影した写真。
このシャトー内部なのですが、まあよくあるヨーロッパの古城の博物館なわけですが、意外と見どころが多くて楽しいです。リアル中世RPGの世界がそこにはあります。
外部には投石器の展示なども。
前から疑問に思っていたのですが、この大きい投石器って相手の城や街を攻めるときに、この機械で城壁めがけて巨大な石をぶつけることで城壁を破壊するのが主な目的だったようですね。なるほど。
もちろんシャトーからの眺めは最高です。ちょっと天気が良くなかったですけどね。
美しドルドーニュ渓谷の景色。
さてさて初めの方でも申し上げたのですが、フランスの最も美しい村が密集するドルドーニュ川には3年前にも訪れています。
この新しくリストアップされたカステルノー・ラ・シャペル、実はそのときの訪れたBeynac et Cazenac(ベナック・エ・カズナック)とほぼ隣接しています。
ということでシャトーからその村にあるべナック城を見ることができます。
こちらの村、実はリムイユからここカステルノー・ラ・シャペルに向かう途中に通過していたんです。べナックは美しい村の中でも特にお気に入りのひとつですので、もし時間があったら立ち寄っていたと思います。(多分この辺りはまた訪れる気がします。)
見どころの多かったシャトー見学を終え、再び駐車場へ。最後にもう一度下からの眺めを撮影。
そして次なる村へと向かいます。
公式サイト:Castelnaud-la-Chapelle