訪問日時:2011年4月27日午後5時頃
通算66個目、今回の旅では36個目の美しい村は、「Château-Chalon(シャトー・シャロン)」、フランシュ・コンテ地方の美しい村です。
この前にアル=ケ=スナンの王立製塩所によっているのですが、ここへ行く道が予想以上に迷ってしまいまして予定よりも大幅に遅れての到着。今夜思い切ってリヨンまで行くことにしたのですが日没までに間にあうか。
シャトーシャロンは断崖絶壁の丘の上にある村でして、地図上では最寄りの街からそう遠くなく肉眼ではすごい近くに見えるのに、なぜだか遠く道は険しい。予想以上にタイトな道のりでした。
アル=ケ=スナンを出てここへ向かう途中に雨にふられたのですが、幸い村に着く直前に雨はやんでいました。村の入口付近で駐車場を見つけていざ観光開始!
ちなみに村からの眺めはご覧のとおりです。
さてこちらの村ですが、とても歴史を感じさせる一方でいまでも普通に住人が暮らしていることもあり、家々の古さはもちろんのこと、どことなく現代の暮らしも垣間見れるような雰囲気がありまして、とっても気に入りました。
さながら高級住宅地を歩いているかのようでした。
着いたのが夕方の5時だったのですが、自分を含めて数組の観光客がいましたね。結構ここは行きづらいところですよ。
住宅地のような雰囲気ですが観光にもそれなりに気を配っていることがわかります。必ずしもフランスで最も美しい村に選ばれていても観光に力を入れていない村も案外多いものです。
この時は閉まっていましたが、観光案内所もありました。
さてさて、サンピエール教会は村のシンボルでもあります。非常に歴史を感じる神聖な教会でした。私以外だれもいませんでした。
教会の更に先に進みます。城門をくぐり抜けて城下を見下ろせる展望スポットへとやって来ました。
まだ雨があがったばかりで空は霞んでいますが、とても素敵な眺めでここまでのロングドライブの疲れを癒すことができたと思います。
さて、気がつくとまもなく夕方の6時。早くリヨンに向かわないと不安ですが、この村から車でわずか5分程度のところにも美しい村があるので訪れることにしました。(続く)
公式サイト:Château-Chalon