訪問日時:2017年7月16日、午前11時頃
7月16日2箇所目の美しい村は、ロンプレから30分ほどのところにある「Fagnolle(ファニョル)」という村です。
駐車スペースは村に入ってすぐのところにある広場が最適でしょう。我々も簡単に停めることが出来ました。
すべての村をみて改めて思うのは、この村は、ワロンの最も美しい村の中で最も標準的な村だったような気がします。村の歴史はというと、これもワロンのどの村にも共通しているように思えますが、まず村に残る教会「サンマルタン教会」が16世紀のもの。1719年に一度火事で焼けてしまい、その後1762年に1回目の改修工事がなされ、そして2回目の改修工事は2010年と割りと最近だったようです。
そして村の家々は18世紀19世紀頃から造られたものが中心だということです。ということで雰囲気としてはおよそ200年程度前の村の景色を我々は見ているということになるのでしょうか。村の道路の幅が広く、アスファルト(コンクリート?)で舗装されているのが村の風情を損なわせている原因に思えてならないとはいえ、たしかにひとつひとつの家の造りはとても美しいと思いました。
さて、この村の裏は小さな森のある裏山になっています。ここはとても心地よい場所でした。我々は少しだけ上まで登った程度でしたが、そこから眺める村の景色はとてもきれいでした。
ちなみに少し離れたところに廃墟となったシャトーがあるようでした。現地についた時気がついていたのですが、なぜだか訪れませんでした。廃墟だしまいっかって思ったのかもしれません。覚えていません。