iWork for iPhoneを使ってみました

AppleiPadiPhone

※Keynote for iPhoneで作成した資料。この日記の概要を簡単に説明したものです。

今年の一大テーマでもあるMacに慣れる、その一環として最近少しずつ利用頻度を高めてきたiWork。

先月5月にこれまでMacとiPadにしかなかったこれらアプリがiPhoneでも利用出来るようになりました。Mac、iPadとの連携がとても興味深いですね。

まあそんなこともあって、この際ですから全ての端末でも利用出来る環境を整えてみようと思い、少々お金はかかりましたが全iWorkアプリをiPhone、iPadにいれてみました。

ということで早速iPhone版をチャレンジです。

iWork(Mac) ⇔ Office(Windows)

そのまえに、まずは簡単におさらい。iWorkというのはMacにおけるofficeに該当するものです。

  • KeynoteがPowerPoint
  • PagesがWord
  • NumbresがExcel

に該当します。

Keynote for iPhone

まずはKeynoteから。プレゼン資料ということもあって取扱対象はシンプル。ですので、3つのiWorkのなかで一番iPhoneに適しているのかもしれません。

テンプレートもそこそこ揃っているようですし、アニメーション等の機能も充実しています。使い方によってはかなり威力を発揮しそうですね。

実は冒頭の動画、Keynote for iPhoneで作成したものをMacに送信して動画へ変換したものです。あまり中身のないプレゼン資料ですが、iPhoneだけでここまでできちゃいました。結構画期的ではないでしょうか。

Pages for iPhone

Keynoteほどの可能性は感じませんでしたが、こちらの使い勝手もそこそこよいです。

基本的な使い勝手は、Mac版に近い感じ、写真、図の挿入もシンプルな操作で可能、高度な機能さえ求めなければ、iPhoneだけでもかなりのことはできそうだなと思いました。個人的にはPagesが最も利用頻度が高いので重宝していきたいですね。

Numbers for iPhone

Numbersはアプリそのもののせいではなくそもそも取扱対象がiPhoneには不向きな気もしました。なのでレニューはとりあえずなし。

Onlineでの共有

次なる検討課題は、iPhoneで作成したこれらのファイルをiPadやMacとどのようにオンライン上で同期させるのかどのように共有させるのか、だと思います。

ざっと思いついたのは以下4つの方法でした。

  • iWork.com
  • MobileMe
  • Dropbox
  • e-mail

この中ではMobiile Meがもっともシンプルであり互換性も一番なのですが、現時点で自分はIDを持っていないだけでなく、iCloudの影響もありもう現時点では新規IDを取得することはできません。従いましてこの方法はできません。

また、Dropboxですが、これは残念ながらiWorkのほうが対応していないようです。ということで、残りの2つの方法で同期 or 共有を考えていきます。

ちなみに地上にはない方法で確実なのはiTunesを通してというものなのですが、(まだ先日発表されたiTunes in the cloudがリリースされていないので)これは自宅のPCでしかできない方法ということでここでは検討外としています。

iWork.comを利用した共有方法

各iWorkのアプリではデフォルトでiWork.comで作成したファイルを共有することができます。簡単に言うとこれはファイルを編集できない閲覧のみのGoogle Docsといったところところでしょうか。

これによる共有ですと、MacBook ProやiMacといった端末であれば所定のURLからデータダウンロードをするだけで解決ですが、iPadの場合だといずれのファイルもSafariで開くとpdfとしてしか認識されないので、iPadのiWorkで開いて編集することができません。

以上を踏まえるとiWork.comを利用した共有はあまり便利ではないなあと思いました。

e-mailを利用した共有

まあこれは特に解説するまでもないかもしれません。iPhoneで作成したiWorkファイルは普通にメールで送れますので、これをMacで受信すれば特になんの操作もせず添付ファイルをただダウンロードするだけでMacのiWorkで編集することができます。

続いてiPadですが、今度は届いたメールに添付されているファイルをSafari上でのGmailを通して同じくSafari上で開きますと、それぞれのファイルに該当するiWorkのアプリで開くことができます。

まあ、Macのときと同じような感覚です。

でも、この方法はあんまり現代っぽくないというか、全然クラウドではないですね…。

やっぱりiCloudしかない

最後にまとめますと、iWork for iPhoneはNumbersを除けばかなり使えるアプリではないかと思いました。ただし作成したファイルを各Appleの端末にて自由自在に共有したり同期したりするのはまだまだだと言えます。

ただしこれらの問題は、今秋リリースされる予定の「iCloud」さえ立ち上がれば一瞬で解決されてしまうのかと思います。そんな観点からもとにかくiCloudが待ちどうしくて仕方ありません。

たしかにiCloudはそれほど真新しくないクラウドサービスですが、こうした各Appleとの端末との互換性と絡めることで、今までにない一体感を味ワさせてくれるものだと思います。

ということで、それまでの間はできるだけiWork for iPhoneに触れてその腕を磨いていきたいと思います。あーあ、仕事で使えたら最高なんだけどな…。

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