訪問日時:2012年5月10日午後4時頃
いよいよ最後の美しい村となりました。今年のGWはどちらかというとメインはスペインって思っていましたが、気が付けば23個目の村を訪問。
2年前にラングドック・ルシヨン地方の村をいくつか訪れた中で比較的行きやすかったにもかかわらず日程の都合で訪れることができなかったここLagrasse(ラグラース)。
ミネルヴのレストランで昼食をとった関係で到着は若干遅れましたがそれでもまだ日は明るいです。
とはいえ、この日の夕方までにスペインとの国境に近い街ペルピニャンにクルマを返しに行かねければいけませんので、この村が一番最後の訪問となります。
村へと向かう道から眺める村。これは期待できそう。
どうやら駐車場には困らなさそうですね。
無事クルマをとめて刊行開始。
世界遺産カルカソンヌもそう遠くないところにあります。
このあたり、村のメインストリートなのですが、予想以上にひとが多くてにぎやか。
カフェやレストラン、ショップが比較的多いほうだと思います。そういえばここに来るまでにブドウ畑をいっぱいみたのですが、どうやらこのあたりはワインの産地のようですね。コルビエール産赤ワインだそうで。有名なのでしょうか。
おっと、もうすっかりお馴染みの「第一次世界大戦の追悼碑」、むしろこれを見かけない村のほうがめずらしいかも。
街並みが綺麗に整備されているのはこうしたワインという産業がるためにそれなりに豊かであるという証拠でしょうか。
とはいえ、一歩路地裏に入れば古い町並みがみてとれます。
場所によっては少々荒れているところもありましたが、おおむね綺麗に維持されているほうではないでしょうか。うん、とっても美しい。
さてさて、先ほど村へ至る道の高台から眺めた時に印象的だったのは、こちらの建物。
サント・マリー・ドルビウ修道院というそうです。
この橋をわたって一旦村の外に出て向かって見ることにしました。
修道院は結構しっかりとしたエントランスあり、パンフレットを貰って内部を見学。あ、有料でしたが値段は忘れてしまいました。すみません…。
素朴で静かな雰囲気、都会では味わえない空気だと思います。ひんやりして気持ちよかったです。
修道院のエントランスにはおみやげコーナーも充実していてとても良かったです。僕は美しい村のミシュラン地図も売っていましたので補給目的で購入したくらいでしたが(笑)
このGW最後の村は、景色も街並みもそして観光資源、どれも素晴らしい訪問するに大いに値する美しい村でした。
さあ、来年以降、美しい村巡りはどのような展開になるのでしょうか。
(フランスで最も美しい村巡り2012 完!)
公式サイト:Lagrasse