この日からは「オーベルニュ地方」の美しい村巡り。前日はクレルモン・フェランに宿泊していました。Lavoûte-Chilhaに到着したのは、写真のExifを見る限り12時すぎ、この日の午前中は、少しだけクレルモン・フェラン市内観光をしてから、確か11時よりも少し前にクレルモン・フェランを出発したので、Lavoûte-Chilhaに到着するまでは2時間半ほどかかったことになります。
オーベルニュ地方は時折陸の孤島とも言われるみたいですが、たしかに車がないとアクセスするのは難しいし、クルマであったとしても目的地に向かうのにかなりの距離を運転しなければならないです。しかし、景色はなだらかで自然豊かで大変美しく、ドライブをしていてとても幸せになります。さらにこの日はとても天気が良かったのでなおさらです。
Lavoûte-Chilhacも例外なくオーベルニュ地方の自然豊かな環境にある村でした。村はアリエ川がちょうど蛇行する場所に位置していることもあって、ロケーションは抜群ですが、正直なところ、建物的な意味ではほとんど見どころがなかったです。川や山でのアトラクションを楽しむのであれば、楽しかったのかもしれません。
ただ、ちょうど昼過ぎの到着でしたので、この村でランチを取ったのですが、ここで頂いたマグレ・ド・カナルが、非常に地方のいい意味でざっくりとした感じがとても美味しかったです。田舎ならではのボリューム感もとてもよかったです。
村の詳しい説明は以下を参考にしてください。
Lavoûte-Chilhacは、フランスの南中央部、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域のオート=ロワール県に位置する絵のような美しい村です。この村は、国の主要な観光地の喧騒から離れて、本物のフランスの魅力を求める旅行者の心をしばしば捉える隠れた宝石の一つです。以下は、Lavoûte-Chilhacについての詳細です:
- 地理:Lavoûte-Chilhacはアリエ川の岸辺に位置しています。この川は、地域の主要な特徴の一つで、村の周りを曲がりくねって、半島のような形を作っています。
- 歴史:この村は先史時代の定住の証拠があり、古代の歴史があります。ローマ人から中世の社会に至るまで、さまざまな文明の段階を経てきました。
- 観光名所:
- Lavoûte-Chilhac修道院:この古代のベネディクト修道院は、数世紀にわたって数多くの変遷を見てきました。修道院は元々9世紀に設立され、教会は11世紀にさかのぼります。
- 古生物学の博物館:この博物館は、特に中新世の時代の発見を中心に、地域の豊かな古生物学的歴史を紹介しています。
- 自然:アリエ川沿いに位置しているため、釣りやカヌー、さまざまなウォータースポーツに最適です。谷や高原で特徴づけられる周辺の風景は、ハイキングや地域の生物多様性を楽しむ絶好の機会を提供しています。
- 地域文化:この村は、本物の田舎のフランスの生活の雰囲気を持っています。伝統的な石造りの家、狭い通り、そしてアリエ川の静けさが、この村を静かな逃避先にしています。
- アクセス:比較的小さく、あまり知られていない目的地であるため、フランスの他の観光地よりも混雑していません。しかし、村は道路でアクセス可能で、オート=ロワール県の大きな町や都市からあまり遠くありません。
- オート=ロワール県:この県は、オーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域にあり、火山の風景、歴史的な教会、美しい川で知られています。サンチアゴ・デ・コンポステーラの巡礼路の出発点として知られるル・ピュイ=アン=ヴェレイなどの町もこの県にあります。
Lavoûte-Chilhacは歴史、自然の美しさ、地域文化の豊かな組み合わせを提供しています。フランスの本物で穏やかな側面を体験したい方には最適な目的地です。旅行を計画している場合は、村とその周辺の風景をのんびりと探索する時間を確保するようにしてください。