Date and Time (Original) – 2025:06:05 12:33:34
2025年のフランスの最も美しい村巡り、もうひとつ訪問している村がありました。Le Bec-Hellouin(ル・ベック・エルアン)というノルマンディにある村です。2011年に一度訪れています。2日前に宿泊していたル・アーブルで、食あたりのトラブルでノルマンディー滞在が長引いたこともあり、時間があまっていたので比較的近くにあったこの村に再訪してみたのでした。なんとなく漠然とした記憶でとてもよかった印象が残っていたからです。
14年ぶりの村は、その当時とはまったく変わりもない静かな佇まい。駐車した場所も14年前と同じ駐車スペース。当時は早朝に訪れたこともあって、観光客は全く見なかった記憶がありますが、今回は昼頃の訪問なので複数の観光客を見かけはしましたが、それでもまだ本格的ヴァカンスシーズンではないので、観光客は少なく、落ち着いて散策することができました。
ここは、今回のフランス訪問では、サン=シルク=ラポピー(Saint-Cirq-Lapopie)とともに再訪した村のひとつでしたが、今後もフランスの地方を訪れるきっかけができそうなので、その都度、過去訪問した好印象の村を再訪することは続けていきたいと思っています。
今度こそ、2025年のフランスの最も美しい村巡りは終了です。
村の詳しい説明は以下を参考にしてください。
🌿 概要
ル・ベック=エルアンは、ルーアンから南西に約40km、静かなベック渓谷に佇むノルマンディーの小さな村です。住民はわずか数百人ながら、色とりどりの木組みの家々や花々に囲まれた通り、そして11世紀に創設された「ノートル=ダム修道院(Abbaye Notre-Dame du Bec)」で知られています。2006年に「フランスの最も美しい村」に認定され、修道院を中心とした宗教と知の歴史を受け継ぎながら、穏やかな田園風景が広がっています。
✨ 主な特徴
- ノートル=ダム修道院(11世紀創建) 1034年頃にエルルアンにより創設され、中世ヨーロッパ屈指の知的・宗教的中心地として栄えました。ランフランクやアンセルムといった歴史的な人物も関わっており、現在も修復された回廊やサン=ニコラ塔などが見学可能です。
- 花に彩られた木組みの家並み 村内には伝統的な色彩の木組みの家々が立ち並び、季節の花々に彩られた小道が続いています。まるで絵葉書のようなノルマンディーの風景が広がります。
- 小さな村ならではの静けさ 人口は約400人と少なく、落ち着いた雰囲気が漂います。ぶらぶらと花の小道を歩いたり、ブナの木陰の広場でゆったりと過ごすのにぴったりの村です。
- 緑道と散策ルート かつてのエヴルー~オンフルール間の鉄道線路跡が、現在では「ヴォワ・ヴェルト(Voie Verte)」という散歩道・サイクリング道として整備されており、修道院周辺や村の自然をのんびり楽しむことができます。
- 現役のベネディクト会修道士たち 1948年に修道士の共同体が再興され、現在もオリヴェタン・ベネディクト会修道士たちが陶器やキャンドルを制作・販売しながら修道生活を続けています。歴史を受け継ぎつつ、地域と関わる姿が見られます。
- 修道院以外の見どころも豊富 1039年創建のサン・アンドレ教会(のちに再建)、女子修道会(聖フランチェスカ・ロマーナ)、そして旧駅舎など、修道院以外にも歴史を感じられる場所が点在しています。
ル・ベック=エルアンは、ゆっくりと散策したくなる村です。花咲く通りを歩き、修道院の静寂に触れ、緑道で自然を楽しみながら、ノルマンディーの田園に心癒されるひとときをお過ごしください。