側溝に鍵を落としてしまった
愛車のアルファロメオ・ミト君は、乗り心地運転し心地はよいのだけれど、意外なところに盲点があって時々痛い目にあいます。
実は先日、道路を歩いていたところ、鍵を落としてしまったんです。なぜ落としたかというと、鍵を入れていたポケットに穴が開いていたから…。まあ、落としてしまったのはいいのですが、運が悪いことに、側溝の蓋取っ手部分の穴からストーンと落ちてしまったんです。ポチャって音まで聞こえました。いやあ、見事なホールインでしたね。それ、ゴルフであったら最高なんだけどさあ。
ということで、最近の側溝ってそんなに穴なかったりするのに、なぜそこにあるんだよー!って、怒っても後の祭り。せめてもの不幸中の幸いは、用事を終えて家に変えるとき。クルマを自宅駐車場に停めた後だったこと。これがもし外出先で落としたら面倒なことになっていましたね。
スペアキーをあらためて発注することに
もちろん、購入時にスペアキーを受け取っており、それは自宅に保管してあるため、とりあえず当面はその鍵で過ごすことはできます。とはいえ、これで残す鍵は1つ。もしこれも紛失してしまっては大変。あらためて鍵をもう一つ注文することにしました。
しかし、実はこれがやっかいだったりします。まず鍵は国内にありません。本国イタリアからの取り寄せとなります。これが時間がかかると購入時に聞いていました。数週間くらいだとのことでした。
クルマの乗る頻度からするとこのくらい時間がかかっても良いので、ディーラーに電話して注文の旨を伝えると、車検証の写しと[highlight]「キーコードの書かれたカード」[/highlight]の写し(共に写真でOK)を送ってほしいと言われました。
この「キーコードの書かれたカード」とはこのようなものでして、いつも車検証と説明書が入っているケースに入れてクルマの中に保管してありました。
これは一体なにか。最近、といってもかなり前からですが、クルマの鍵は、ドアこそ物理的に開けられるものの、エンジンを掛ける際にはキーを通した電子認証がされないとエンジンが掛からない仕組みとなっています。イモビライザーというものです。このキーコードは、新しく鍵を取り寄せたとき、対象のクルマと鍵を電子認証させる際に必要となるものだそうです。
ということで、ディーラーさん曰く、「このカードは車内に置かずに自宅に置いておいてくださいね」と。カードは車内から今回はスペアキーがあったため問題なかったものの、確かに置きっぱなして鍵をなくしてしまい、スペアキーさえない時には大変なことになりますね。
よく見るとカードの裏にもちゃんと書いてありました。
これからは自宅保管、そしてさらに写真にも撮っておいて保存しておくことにしました。
驚きの料金!?
さて、その鍵取り寄せの料金ですが、結論から申し上げますと、なんと[highlight]4万円もするとのこと[/highlight]。びっくり。がしかし、そもそもハイテクな鍵だし、イタリアからわざわざ取り寄せるわけですから、コストは確かにかかるのも納得。外車所有の一つのリスクですね。あと工程料が5,000円程度追加されます。致し方ないので発注して、連絡を待つことにしました。
鍵の電子認証は整備工場で
鍵を発注してから、再びディーラーから連絡があったのは、発注してからおよそ2週間後でした。鍵の電子認証は整備工場で行う必要がある、作業は20分から30分程度、とのこと。ということで、希望日時を伝え、去る先日の日曜日に認証しに行ってまいりました。
都内のこのあたりで、FIAT系列のクルマをお持ちの方はだいたいこちらの整備工場にお世話になるのでしょうね。
名前と予約の旨を伝え、クルマを預けて待ちます。
ちなみにどういう感じで作業するのかを聞いてみました。クルマのハンドル下にあるダッシュボードに専用の端末をつなげて、鍵とクルマの電子認証作業を行うそうです。せっかくだから見させてもらおうかなあと思ったものの、朝食を取っておらず、そのへんのファーストフード店まで行き、腹ごしらえしてから戻ってきたら、もう作業が終わってました(笑)。結局20分弱の作業時間だったと思います。
どうでもいいですが、こちらアバルトの代理店も兼ねてます。待っている間、飲み物をいただきました。そのコースターがちょっとかっこよかったです。
これが新しい鍵、少し見やすくなりました
そして新しく届いた鍵をいただきました。それが上の写真。実は前のものと少し見た目が変わっています。
それぞれのマークが白い線で書かれる様になりました。前のものは色は付いておらず、マークが突起していたんです。これはおそらく夜になるとマークが見づらかったための変更だと思います。ということで、このマークの見やすい新しい鍵の方をメインの鍵にすることにしました。
紛失にはお気をつけ下さいませ
なお、最終的な明細は以下のとおりです。ホント、痛い出費。
外車オーナーの皆様、紛失にはお気をつけ下さいませ。私も気をつけます。