急に先週あたりからワイワイ、新しいSNSと呼ばれるマストドン
火付け役はどこからなのか、おそらく日本でこの話題を最初に取り上げたのはASCIIさん、ITmediaさんでしょうか?いずれにしても、先週あたりから急に話題になった新しいSNS「Mastodon」を、僕も週末からはじめてみました。どういうSNSなのかは、以下のネットニュースが詳しいと思います。
オープンソースで、自由にTwitterライクなサーバーを立てて、個人がローカルにTwitterを運営できる感じです、おそらく。そしてその個々が立てたサーバーをインスタンスともいいますが、そのインスタンスごとにアカウントをとって使うという仕組みです。
いまのところこれらのどのインスタンスでもアカウントが作れる感じです。
スクリーンショット:https://instances.mastodon.xyz/list より
なお、こちらの表ですが、リストのコラム部分をクリックするとリストがソートされます。コラムをクリックするたびに昇順降順が入れ替わります。
一体どのインスタンスでアカウントを作るべきか
正直どのインスタンスでもよいとは思いますが、スコア(サーバーの安定性などから計算されているようです、計算式不明)やユーザー数等を見て、自分にあったインスタンスをみつけるのが良いと思います。
やはりスコアが高いほうがいいのか、ユーザー数が多いほうがメジャーなのでよいのか、それは一概にいえないようです。では、活発に使われていてかつサーバーも安定している方が安心感はありそうですが、「ローカルタイムライン」や「連合タイムライン」の流速が早すぎて逆に使いづらい、見にくいといった意見も多いみたいです。
では規模は小さいながら少人数でまったりと使うほうがいいか、これはこれでメリット・デメリットがあります。タイムラインの流速は落ち着くでしょうし、気の知れた仲間同士なので安心である一方で、個人管理のサーバーとなると、しっかり管理しておかないと突如停止してしまったり、あるいはデータが飛んでしまったりする可能性があります。その場合は当然アカウントも消えてしまいます。
どうやって使うのか → 多分みんなよくわかってません笑
本当にまだはじまったばかりでどうやって使っていこうか、と世界中で模索している最中です。タイムラインを見ていると、日々みんな自分の使い方を見出しつつあるって感じがします。その過程を見ているのがむしろ楽しいです。
ちなみに「リモートフォロー」といって、他のインスタンスのアカウントにもフォローできるのは面白そうです。基本的には個々のインスタンス間で閉じている仕組みなのですが、外を見る仕組みも内包されています。よく考えられていますね。これを面白く応用する余地は大いにありそうな気がしています。
500文字はメリット、フランス語学習につかってみることに
さて、マストドンの別の大きな特徴は、一回の投稿(Tootと呼ばれています)における文字制限が500字であるということだと思っています。
正直、はじめはタダのTwitterじゃんって思ったのですが、この500文字でちょっと思いついたのが、フランス語学習に使えるのではないかということ。日本語とは異なりフランス語や英語って、つぶやくのに日本語よりも遥かに多い文字数が必要、特にフランス語は英語よりも長い。そんなわけでTwitterでは略語を多用したりとにかく必要以上に短くする工夫が必要でした。しかし、500字であればそんな制約を気にせず書ける。
さらにこのマストドンはまだ世界的に黎明期、きっとこんな時期に始めるアーリーアダプターさんたちは優しいだろう、と勝手な想像から、思い切ってフランス圏のインスタンスでアカウントを取得してみました。
すると、予想通り親切な方がたくさんいらっしゃいました。自分の投稿を丁寧に添削をしてくださいます!こんな感じです。
無料で添削とかホントありがたいことです。まだ投稿するのに時間がかかりますが、このマストドンを継続的に利用してフランス語力を高めていきたいと思います。