訪問日時:2011年4月25日午後4時頃
今回自分にとって30個目、そして通算でちょうど60個目に当たる”フランスで最も美しい村”:Montrésor(モントレゾール)は、この旅で最も美しかった村を3つあげよと言われたならば必ず挙げる村に間違いないでしょう。
ロワール地方にあるこの村は、有名なシュノンソー城のほぼ南30kmに位置する非常に小さな村。
しかし、穀倉地帯を通るとても小さな道を進まないとたどり着くことができないところでもあり、途中美しい景色に見とれつつも何度も迷いながらようやく辿り着くことができました。
この日はいずれの村も思った以上に時間がかかりタイトなスケジュールの中で車を運転していたのですが、明け方こそ雨が降ったりしたものの午後からはご覧の快晴。
事前調査で写真を見た限りでも期待度満点のこちらの村は、実際に到着して全くその事前の期待を裏切らない、いやむしろそれ以上に美しい村でした。
村の中央に車を停車、とにかく2つあるといシャトーと素敵な教会を含む村全体の風景が撮れるポイントを探しに村を散策します。こちらはもちろん美しい村に選ばれているだけあって歴史もあるとか。村にあるシャトーは、11世紀、そして15世紀にフランスの王が命じて作ったそうです。
それにしても、とにかく村の路地が素敵なことこの上なかったです。
いろいろさまよっているうちにようやく素晴らしい撮影ポイントに到着。このような小川にかかる橋をわたって。
そして村の眼下に流れる小川を挟んで眺める村の景色は印象派の絵そのものです。
お城自体もさすがロワール地方というべきか。
いわゆるシャンボール、シュノンソーのような大きさは派手さはありませんが、この村の規模と景色に驚くほど溶けこんでいるといったところでしょうか。
シャトーはもちろんこの小川から眺めることのできる村のもうひとつのシンボルというべき教会もこれまた見事です。
再び小川をわたって村のほうへともどっていきます。
最後に教会に立ち寄っていきました。
その規模、そしてそのロケーション、まさに僕の中でイメージしているような美しい村でした。繰り返しにはなりますが、自分が直接見てきた60もの村の中でもトップ3に入ることに間違いです。あまりの素晴らしさに予定よりも長く滞在してしまいました。しかしこの後は訪れる村こそ、この日の、いやこの旅で一番の村なのですが、それはまた次回ということで。(続く)
P.S
この村、天気もとてもよくまた非常に美しい写真がいっぱい撮れましたので、最近覚えたPhotoShopのアクションを利用してフォトレタッチを楽しんでいます。
ほんとに美しい!もっともっとフォトショの遊びを覚えたいです。
公式サイト:Montrésor