Appleの新OSのニュース、話題になりましたね。って盛り上がってるのはごくごく一部な人たちですけど。
Apple – OS X Mountain Lion. Even more innovation comes to the Mac.
macOS SonomamacOS Sonoma brings stunning screen savers, desktop widgets, new ways to share work and web apps along with fun personalization tools and Game mode.
この新OSはいったいどんなものなのか、既にいい解説記事がいくつも出ています。
オススメの解説記事:
ASCII.jp:新OS「OS X Mountain Lion」 ― ポストPC時代に合わせ、Macの進化を加速させるアップル http://ascii.jp/elem/000/000/672/672387/
以前はこうしたニュースを聞いてもあまり何も感じませんでしたが、いざマカーになるととてもわくわくするんですよね。
国内外でのウェブ上での反応
さてさて、ジャーナリストでもない単なる素人の僕が新OSについて詳しく書いても仕方ありません。
そこでちょっと視点を変えて、僕自身がこの話題をどうやって知ったのかとか、その経緯を見ていて感じたことなど、誰得?な視点で感想を書いてみることにします。
こちらのニュース、リリースされて騒がれだしたのは、たしか2月16日の夜10時過ぎだったと思います。
僕が最初にこの話題を知ったのは、日経新聞のこちらの記事でした。
iPhoneやiPadと一体感 新MacOSが示す新次元:日本経済新聞
たまたまGoogle Readerでこの記事発見して、おっさんメディアの日経が粋な記事書いてるじゃんなんて思って開いたわけです。
よく見てみると新OSとか書いてあったから、Lion出たの去年の夏だし相変わらず話題にするの遅いなって思ってたら、そんなことなくてホントに発表されたばかりの「新OS」の話題だった!
その後、最近プライオリティが高くなってきたウォール・ストリート・ジャーナル(もちろん英語)の方でもすぐにニュースになっていました。
もっと早く対応して情報発信したのは、あくまでも僕のTwitter TLやGoogle Readerのフィードレベルでの感触ですが、Mashableとかでしょうかね。
日本語ですと、上で紹介したアスキーさんの記事、そしてこちらの記事。
Apple、次期OS Xである「OS X Mountain Lion」を発表 – 気になる、記になる… http://taisyo.seesaa.net/article/252611527.html
このあたりが比較的早かったと思います。
早く知るということの楽しさ
それにしても…、一番最初にこの情報を知ったのは日経からだったので、なんだかとっても悔しかった(笑)
まあそれは冗談として、いずれにしても今回のようなニュース、(一部の人とはいえ)世界的に感心の高いニュースがどうやって報道されて、翻訳されて伝わっていくのかというのをGoogle Readerを通してリアルタイムで追っていけたことがとっても面白かったです。
これまではあまり速報性とか気にしないほうでしたが、やっぱり感心の高い情報を早く知るということにも意識しておくことは大事、そして早く知るという事自体が面白いのではないかと思いました。
twitterとは違った速報性
今回感じたこの速報性って、twitterとはまたちょっと違うんです。
最も明らかな違いは、ある意味当たり前なのですが情報の文字の数。そう、本文そのものがしっかりとしたボリュームの記事なわけです。
確かにtwitterでは、そうしたボリュームある「ニュースや解説記事を発信しているメディアはこれ!」といったことをいち早くツイートするというリアルタイム性はあります。
しかし、複数のツイートを組み合わせて内容を伝える例を除き、twitterの場合はボリュームある情報の”中身そのもの”を直接的に伝えることは稀だと思います。その速報性は端的なフレーズや状況であって、ある対象に対してのしっかりとしたレポートではないです。
facebookもやっぱり微妙か
ところでこうしたニュースフィードといえば、最近はなんといってもfacebook。むしろRSSリーダーは時代遅れ、facebookからの情報収集のほうが今や主流なのかもしれません。
しかし、このfacebookのニュースフィードは微妙なところ。twitterと比較するとまだRSSリーダーにやや近い気もしますが、それでもダイレクトにRSSで発信することに比べると各種メディアのへの投稿は時間差がある気もします。
というのは、facebookって単にRSSフィードを適当なプラグインを利用してウォールに投稿したり、あるいは担当者をおいてその担当者なりが選択した記事を都度投稿しているといった運用も多いからなんです。
Google Readerはまだまだ十分中心選手として使える
以上より、今回の件であらためてGoogle Readerは速報性という観点でも大いに役立つということがわかりました。
確かに自由度が高すぎて扱いづらい点は多いのですが、高い意識をもって情報管理すればピンポイントで自分の関心ある話題をカスタマイズできるため、Google Reader(RSSリーダー)はニュースや解説記事といったボリュームある内容を直接的にいち早く捉えるには最も良い収集手段の一つであることに間違いないと思います。
最近のネットの世界ではfacebook、ソーシャルグラフが主流になりつつありますが、それでもやはりRSSリーダーの存在価値はまだまだ大きいと考えています。