北イタリア旅行2015年9月 第1回:出発、レンタカー手続きそしてクールマイヨール

北イタリア旅行2015年9月
北イタリア旅行2015年9月

日時:2015年9月19日

「Google Timelineによる軌跡」

今回より2015年シルバーウィークに訪れたイタリアの旅行記を書いていきます。

エティハド航空にて、アブダビからミラノ入り

今回選んだ航空会社はエティハド航空。7月にドバイへ旅行した時もこちらの航空会社。2回目の利用となります。成田から午後9時に出発する便ですので、仕事を早めに抜けて直接空港へ向かえばよく、休みを最大限に利用するにはもってこいの便です。18時の成田エクスプレスで東京駅を出発。到着後、出発ロビーでいつものように送っていた荷物を受取り、WiFiのレンタルも受け取ってからチェックイン。シルバーウィークということで混雑を予想していましたが、思ったよりも混んでいなかったと思います。

その後、空港内の施設でシャワーを浴びてから、いつものラーメン儀式を終え、セキュリティチェックゲートを通過、そして、飛行機へと搭乗しました。機内食は軽めにいただく程度、その後はすぐ眠りにつきました。

アブダビに到着したのは現地時間午前3時過ぎ。この空港は2回目の利用でしたが、ここでの乗り継ぎははじめてのこと。国際線乗り継ぎロビーは一つしかなくしかも小さいため、到着後すぐにこの乗り継ぎロビーに到着することができました。ここで軽く食事をしたりゲーム(今回は3DSでドラクエをプレイ)をしたりしながら待つことおよそ4時間。ミラノ便に搭乗。6時間弱でミラノに到着しました。到着時間はミラノ時間午後1時過ぎ。非常に順調なフライトでした。

マルペンサ空港でレンタカーを借りる

マルペンサ空港到着後、荷物を受け取り外へ。向かったのはいつものようにレンタカーを借りに行きました。案内はわかりやすかったので、特に迷うことはありませんでした。

駐車場へ向かう通路の一角にあるスペースがあり、いくつものレンタカー会社のブースが連なっています。今回お世話になるのは[highlight]Budget[/highlight]さん。どうやらAVISと同グループのようです。したがってBudgetはもちろんのことAVISのカウンターでも受付ができるようでした。

さて、いつものようにカウンターにならぶのかとおもいきや、ここは番号札を受け取り、指定の番号が呼ばれてから受付をするというスタイルのようです。レンタカーでこうしたスタイルだったことは記憶にありません。

ということで、僕も番号札を発券。僕はC202、どうやら3人待ちのようです。思ったよりもレンタカーを借りるお客様でごった返していたように思いましたが、ヨーロッパの主要都市の空港はこの程度だったのかもしれません。

待つこと10分弱、ようやく僕の番号札が呼ばれました。レンタカー手続き開始です。もちろん予約をしていますので、特にトラブルもなく順調に手続きは進み、トータル時間10分もしないで手続きは完了。このような紙の封筒(中に契約内容の控えが入っている)をもらい駐車場へ。

駐車場はレンタカーブースのあるエリアのすぐ後ろ側にあるので見つけるのは簡単ですが、レンタカー会社によって駐車エリアが左右にわかれているので、どちらに行けばいいのかの確認は必要でした。しかし、受付時にどちらのサイドにあるのかはきちんと説明してもらえますし、それを聞き逃しても駐車場入口付近で左右のどちらにどのレンタカー会社があるのかという案内板があるので安心です。僕の会社は左側のエリアにありました。教えてもらったとおり、左側のエリアへと向かい、しばらくそのなかを進んでいくと、AVISと書かれた駐車場内の小さなブースに到着。そこにスタッフさんがいましたので、指示されたとおり例の封筒を渡し鍵を受け取り、クルマが停まっている駐車スペースへと向かいました。

これが今回の相棒となります。Opel ADAMという小型車。レンタカークラスは「エコノミー」となります。

なお、このクルマは[highlight]「ガソリン車」[/highlight]。手続き後にもらった封筒にもきちんと「Benzina(Petrol)」の欄にチェックが入っていました。ヨーロッパはディーゼル車が主体ということもありますので、借りるときは、必ずクルマの燃料はガソリンかディーゼルかを確認することがとても大事です。

iPhoneスタンド、シガーソケット充電器のセッティングを終え、いざ本日の目的地クールマイヨールまで出発!2時間ほどの距離。

クールマイヨールへ移動

昔こそ空港から目的地の方向へ出るのに一苦労でしたが、いまはGoogle Mapナビがあるので迷うことはまずありません。クルマのパフォーマンス等々確認しながら次第に運転にも慣れていき、順調にはるか西のクールマイヨールへと向かいます。

さて、そのクルマですが、借りた直後はまたオペルかと思って高をくくっていましたが、思った以上によい乗り心地とパワーで安心しました。歴代レンタルしたオペルは総じてよい印象がなかったのですが、これは例外でした。

5速までしかありませんが、5速でも十分スピードが出ます。

まずまずのクルマのおかげで、長時間フライトの疲れを特に感じることもなく順調なドライブができました。

街中を散策

そして、マルペンサ空港から2時間ほどでフランス国境にほど近いアオスタ地方のクールマイヨールに到着。モンテ・ビアンコ(フランス語ではモンブランですね)の麓にある小さな街、ホテルはすぐに見つけることができました。ホテルの人は、イタリア語はもちろんフランス語も話せる模様、英語は流暢ではありませんが十分に話せるようです。簡単な英語を使って無事にチェックイン。この時点で17時くらいでした。

次の写真は翌日撮影したものですが、このホテルから眺めるアルプスの山々がとても美しかったです。

さて、夕食ですがこの日はレストランを予約しておきました。メールで直接お店に予約しました。先の日記(こちら)でも簡単に触れましたが、今回クールマイヨールへ行った目的は、「トルデジアン」というトレイルランのレースに出場している友人に会い、そこで一緒に食事をするためでした。ちょうど到着の19日は、そのレースのゴールの日でした。しかし、どうもこの1週間は例年になく悪天候となってしまい、あまりの天候の悪さにレース自体が中止になってしまったそうです。

そんなせいもあってか、街はひっそりとしている感じなのかとおもいきやそうでもありませんでした。思った以上に観光客とすれ違ったと思います。それでも国境沿いの小さな街ですから大都会のように人がいるわけではありません。

ということで、その友人と一緒に食事するまでまだまだ時間があったので、街を少し散策することにしました。まず、本日予約したレストランを位置を把握。

その後、街のメインストリートを散歩しました。メインストリートといっても、歩いて10分するかしないかといったくらいの規模です。トレッキング、ウィンタースポーツが盛んなせいでしょうか、スキーウェアーやウィンガースポーツウェアのお店が非常に多かったのが印象的でした。

そして、街のところどこから見ることができる壮大な山の景色もまた素敵でした。

予約したレストランで友人と夕食

街を散策し、少しホテルで休憩、そして夜19:30になり予約したお店へ。ここで友人と合流。予約したのは地元の人の中でも大評判との噂の「La Terrazza」というレストラン。

旅初日ということで、このあたりから疲れが着始め睡魔との戦いが始まりましたが、それでも非常にお腹が空いていたので、いつもどおり?がっつり前菜、パスタ、メイン、デザートをフルコースをいただくことにしました。

ワインは、はじめはスプマンテにしようかと思いましたが、どうやら普通に地元の白ワインが発泡性あるものらしいので、始めからワインをいただくことにしました。(がしかし写真を撮り忘れていた…)そのあと赤ワインも頼んだのですが、これも写真にないなあ。なぜ撮り忘れたんでしょう…。

食事の内容は、前回の「料理編」でも一部ご紹介しましたがあらためてここでも書いてみます。

まず前菜はこちら。以下にもイタリア!という一品。最初からこのボリュームでびっくりです。

続いてパスタは、チーズ的ななにかをいただきたかった理由でゴルゴンゾーラのリゾットを注文。

メインですが、実はなんの料理なのかをメモするのを忘れてしまいました。いわゆる北イタリアでよく見かける「ポレンタ」が添えられた料理。お肉でなくツナ的な食感のものでしたから魚料理だったと思います。正直あまり好みではなかったです。

デザートはアイスクリームにホットチョコレートソースをかけたもの。ジェラート・デ・モンテビアンコ的な名前だったと思います。これは普通に美味しかったです。

なお、友人はチーズフォンデュを注文していました。少しいただきました。定番中の定番ですが、やはり美味しい!

さて、こちらのお店、大変評判なのはすごく良く理解できました。地元の食材をふんだんに利用しボリュームたっぷりで出すからだと思います。お店の雰囲気もとても良かったですし、お店の方も非常に明るくて親切でした。僕らが到着した19:30頃はまだ空席が目立ちましたが次第に人々が集まり始め、気が付くと周りはあっという間に満席。どの席の方もみんないい笑顔で食事を楽しんでいたのがとても印象的でした。

ただ、個人的には、もう少し元気でお腹が空いている状態で行ったほうがもっと満喫できたのかなあとも思いました。量多いですからね(笑)。また、まだ来たばかりだから旅行中の食事の嗅覚がまだ戻ってきていない影響も多少はあったかと思います。もっともこればかりはどうしようもないですね。

そんあ素敵なアオスタのボリュームたっぷり料理を味わいながら、いろいろお話をして、そして、食事を終えてホテルへと戻りました。

ということで、到着1日目から長く充実した一日となりましたが、本格的な旅行は次の日から。寒いので暖かくして深い眠りにつきました。(続く)

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