訪問日時:2010年5月3日午前10時頃
フランス観光ができるのもこの日が最後。この日の目的は、以前4年前に行けなかったプロヴァンスの世界遺産を中心に観光することにしました。ちなみに前日2日から、プロヴァンスを代表する美しい村のひとつ「Gordes(ゴルド)」に2泊します。
最初の訪問地は、世界遺産「ポン・デュ・ガール(仏:Pont du Gard)」、とてもよく現在までその原型が残っているローマ時代の水道橋です。なんでもアウグストゥス帝の腹心アグリッパが作ったようですね。
宿泊先のゴルドを朝9時前に出発、途中、これまた世界遺産のアヴィニョンを通過して1時間程度でポン・デュ・ガールに到着しました。
プロヴァンスを代表する観光地ということもあり、とても立派な駐車場が完備しています。朝早いということもあって
入口付近の様子。
比較的新しいモダンな建物、ここにインフォメーションセンターやお土産屋さん、カフェレストランなどがあります。
チケットオフィスは複数ありますが、僕は駐車場にほど近いところで購入しました。えっといくらかは忘れちゃった…。
こちらのモダンな建物から歩いて1,2分で橋のふもとへたどり着きます。
遠目からみた印象はそれほど大きくない?といったところでしたが、近づくとその迫力を感じます。よくもまあ2,000年前にこうした規模の橋をつくったものです。
対岸からも写真を。
前日まであまりよくなかった天気も本日はまずまず、それほど滞在時間は長くはありませんでしたが、古代ローマ人の建築技術のレベルの高さにあらためて感心しました。
ちなみに、Wikipediaによりますと、
「同様のローマ時代の水道橋はスペインのセゴビア、トルコのイスタンブルにも見られる。」
なんだそうです。セゴビアの水道橋、こちらは2年前に行きました。セゴビアはスペインの中でもお気に入りの街の一つです。とっても素敵な街です。(当時の日記:No.2 Segovia: 2008 Spain and Portugal)
さて次は、オランジュへと向かいます。