訪問日時：2012年5月7日午後3時頃
3年にわたってこの美しい村巡りをしていますが、おそらくもっともたどり着くのに苦労したであろう村がこの「Saint-Véran（サン・ヴェラン）」
イタリア国境に近いブリアンソンから1時間あまりにある村ですが、標高は2,000mを超え険しい山道をたどっていかなければならない美しい村です。
とはいえここへ向かうまでの道のりは非常にすばらしい。アルプスの壮大な景色を見ながらのドライブ。
しかし、以前blogでも書いた通り、ブリアンソン通過後、封鎖されている道を通ろうとしてしまい、引き返すはめになってしまいました。
以前のblogより：
道路の封鎖時期をミシュラン地図から読み取る- フランスで最も美しい村巡り2012 番外編1 – | my lifelog yuu-koma.jp http://www.yuu-koma.jp/?p=8454
しかし、幸い、一旦南ヘ向かい、そこから再び北東に進む道を利用することができました。
封鎖された道から再びブリアンソンまで戻ったこともあり1時間以上の大幅なロスとなってしまいましたね…。
ということもあって時間も限られてしまったことからひたすら南回りルートでサン・ヴェランを目指します。
途中、こんな素敵なお城があったのですが、泣く泣く見学を諦めます…。クルマをとめて写真だけ取りました。
いろいろ紆余曲折はありましたが、なんとか午後3時前に目的地に到着。
とてもよい天気ですが、標高は2,000mを超えるということもあって空気はひんやりしていました。それでも1日で一番暑い時間帯ですから、直射日光下では半袖で十分過ごすことができます。
さて、いうまでもなくこれまで訪れた村の中では最も標高の高い場所にある美しい村、直前に訪れたラ・グラーヴもそうでしたが、美しい村ではある意味定番ともいえるあの石造りの家よりも木の造りの家が印象的でした。
木の造りの家のほうが目立つという感じでしょうか。
時間帯のせいかもしれませんが、わりと観光客がいたのも印象的でした。決して訪れやすい場所ではないのですが、それなりに有名なのかもしれませんね。
そういえば宿泊施設も村の規模の割には充実しているようにも思えました。
たどり着くには非常に苦労した村でしたが、それでも頑張って訪れたことが報われる大変ステキな村でした。
さて本当はもう1つ訪れたかったのですが、さすがに大幅な時間ロスをした関係もあって本日の美しい村巡りはここまで。このあとはホテルを予約したイタリア・トリノまでのロングドライブが待っています。ふう…。
公式サイト：Saint-Véran
