迷走パレルモ!? 2014年5月 イタリアの最も美しい村巡り 現地レポート No.12

201405 Italy

現地時間:2014年5月4日

この日はシチリア島最大の街パレルモ観光+アルファの予定。そして道路の混雑状況に悩まされた一日となりました。

前泊地マルサラから2時間ほど、はじめにパレルモ郊外へのモンレアーレという街へ。ここのドゥオモのモザイク画素晴らしいとの情報あり。

それにしてもGoogleマップナビの案内する道がとても細い道ばかりで一苦労。一方通行ではないのに車1台分しか通れない道ばかりを案内。対向車も時々ありで、かろうじて人の家の駐車スペースに避難したりしながらもすすむことができるという始末…。

そして、ようやくモンレアーレに到着、駐車場はすぐ見つけることができたのですが、これがまた狭いのなんの…。自分では入れることができず、というか管理している人にキーを預けておけば入れておくと言われて、言われるがままにお任せすることに。

複数人で経営している地元の人で悪そうな人ではなさそうとはいえ、貴重品(盗まれて一番困るのはMBP)入の車の鍵を第三者に預けるのは怖すぎる…。

不安いっぱいのか駆け足でモンレアーレのドゥオモ見学。確かに内装のモザイクは美しかったけど、この日は日曜日でミサ、人も多く、中には入れたものの囲いの外側からしか肝心のモザイクを眺めることができなかったため、非常に中途半端な観光となってしまいました。

そして、再び狭い道を抜けてパレルモ市内へ。

ある程度覚悟はしていましたが、やはりイタリアの街には全くと言っていいほど公共の駐車場が無い。路駐するしかない。できるだけ観光場所が集中しているエリアへの路駐はほぼ不可能。

しかもパレルモ旧市街付近は、正直荒廃気味で、メインストリートのすぐ脇は庶民が住んでいるエリアで治安的にもかなり不安。

結局1時間弱市内をさまよって海沿いの広めのスペースに路駐。

13時前だったのと、この日の観光は残りはこの街のみということで、珍しくお昼からレストランでランチをすることにしました。

観光は正直ダメダメでも、この日の食事は大当り。

適当に入った港付近のレストラン、パスタも鮮魚のグリルも美味しい。ワインは軽くグラス1杯、ただちょっとグラスワインにしては1杯あたりの量が多かったかも。一応4、5時間後に少しだけ運転するので、3口くらいでやめておきました。

おいしい食事のあとようやく市内観光、とおもいきやこの日は日曜日、よくよくガイドブックを見ると、なんとこの街最大の見所といえるノルマン王宮を含む主要観光地が軒並み午前中のみの観光となっていることにこの時点で気が付き、全く何も観光できないという有り様…。しまった、調査不足だった。

その中で唯一観光らしいことができたのは、オペラ座のマッシモ劇場のガイドツアー。これはとても良かった。

シンプルながらも見応えある店舗の良いガイドツアー。ガイドさんの英語もわかりやすくてよかったです。

マッシモ劇場はヨーロッパのオペラ座の中では比較的新しい部類、それだけモダンな作りになっているということで、広さはパリのガルニエにつぐものだということです。

その後は旧市街、新市街を軽く散策、ほとんど観光できなかったという割には気がついたらもう夕方の5時。

その後はホテルのあるパレルモ郊外のモンデッロへ。ここまでの道も非常に渋滞していましたが、パレルモ市内に比べればましでしょう。

無事にホテルにチェックイン。今夜の夕食はこの街のレストランにて。ここもすごく良かったです。

ソースがオイスタークリームのラビオリ、そしてカラマリ(イカ)のグリル。実はイカをまだじっくりと食べていなかったんですよね。焼き加減も鮮度も最高でした。

本当にシチリアの魚介類は美味しい。

22時30分就寝。

僕の旅はまだ続きますが、嫁の旅はここで終了。明日からは一人旅となります。

(続く)

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