先日、ポストを見ると「ITALY様」からお手紙が届いているとの不在通知票がありました。
なんか嫌な予感、また交通違反?スピード違反か?恐る恐る郵便局にお手紙を取りにいきました。
やっぱり警察からでした
送り先はイタリアの警察だあ…。いつものようにアノ件かなあ。
どうも書留だったみたいで、受取のサインをしてくださいと言われました。とりあえず指示に従ってサインを。こういうケースは初めて。
以前払ったような…
早速中身を拝見すると、やっぱり悪い予感的中、交通違反だ。でもおかしいな?日付をよく見ると、26/4/2014 8:48となってる。
これって以前通知が来て支払ったんじゃなかったっけ、どういうことだ。
イタリアで交通違反をしていたらしい | my lifelog yuu-koma.jp http://www.yuu-koma.jp/?p=9240
確かレンタカー会社に警察から連絡がいったので、それで対応しておいたからその金と手数料払えって手紙が来てたはず。それとは違うのかな?
ということで、とりあえず昨年レンタカー会社から送られてきた書類を改めて読み返してみました。
まずは添付されていた警察の書類を。
日付はやっぱり同じ日の同じ時間だ。どういうことだ?
以前払ったのは、まさかのぼったくり手数料だったことが発覚!
あらためてレンタカー会社からのカバーレターを確認。
うーん、どうもこれって反則金を立替えておいたではなくて、単に「警察への届け出等の手続きはしておいたからまずその手数料と通知代(郵送代)払ってね。」ってこと?
さらに続けて読むと、
「警察からお前が犯したスピード違反の連絡が来たけど、うちの会社は払わないから、警察にお前の連絡先とともにその書類を送り返しておいた。きっとそのうち警察から直接連絡が来るはずだから、その時は指示に従って反則金の支払いに対応するようにね。」
ということのようだ。ということはまとめると、
「書類を日本の僕の住所に届けてくれるように警察に連絡した。あと、来た書類を送り返した。だから、その手数料50ユーロと書類返却にかかった郵送代をおまえのクレジットカードから引いとくわ。よろしく。あと、警察から多分そのうち連絡くるから、そのときはしっかり指示に従って反則金払っとけよ。」
って意味なのかよ!そして、ようやく10ヶ月近くたって現地警察からの連絡が来た、そういうことか!なんだよ、その非効率!!
フランスやスペインではそんな手数料はなく、警察からダイレクトに手紙がくる仕組みなのに…。また、以前イギリスで違反した時は、レンタカー会社がその反則金を立替てくれて、まあ若干手数料は取られたけれどこんなにはぼったくられなかったです。
イギリスみたいにレンタカー会社が立替えて、その費用と手数料を請求しろっての…。さすがイタリアだわ…。
仕方がないので払う、にしても高い!
と、文句は言いたくてしかたがないのですが、どうしようもないので、とりあえず警察への支払いは行うことにしました。
ということで、通知書をあらためて確認。幸いなことにイタリアでもウェブサイトでの支払いに対応しているようです。
ああ、こんなイタリアですらネット対応できるのに、日本の警察ときたら、とまたまた愚痴りたくなる気持ちをちょっとだけ抑えて、振込手続き開始。
書類にかかれていたウェブサイトにアクセス。イタリア語、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、マルチ言語対応のようだ。
適当に進むと、ログイン画面が現れるので、書類に書かれていたIDとパスワードを入力。
このような画面に進むので、警察からの書類に書かれていたFine #、Plate、そして一番下の日付部分に違反日を入力。
すると違反金に関する詳細ページに。
えっ、102.74ユーロ…、高い。過去最高ではないか。しかも、もっと早く連絡くれれば円安になる前のレートで支払えたのにー。
それにしても、そんなすごい違反だったっけ?と思ってあらためてどのくらいの超過だったかチェック。
どうやら10km超過によるだったようだが…、
一般道で92kmだから普通のヨーロッパの道では至極当たり前の速度のはずだし、イタリアも一般道は90kmで良かったはず。
でも、どうやらここは80km制限の道路だったらしい。確実にその速度表示を見逃していたんだろうな、、ショック。
クレジットカード払い無事完了
まあ違反は違反だからしぶしぶ支払い手続きを。これは全く問題なくできました。スペインとは違って英語版もあるので、簡単にできました。
支払い完了のメールも無事届きました。これもマルチ言語対応版。
以上にて、ようやく負の遺産を精算。大きな授業料となりましたが、またヨーロッパドライブのレベルが上ったと思います。