訪問日時:2017年7月16日、午後12時頃
ようやく求めていたイメージ通りの村に巡り会えたか。
この日3箇所目の村は、直前に訪れた村から1時間程度の距離。ワロンの最も美しい村はわずか1週間の旅行で完全制覇したわけですが、それはそもそもワロン地方自体が小さいこと、そのためひとつひとつの村の移動距離が30分から1時間程度であるがゆえに、短期間で完全制覇できたのだといえるでしょう。
さて今回ご紹介の「Vierves-sur-Viroin(ヴィエルヴ・シュル・ヴィロワン)」、詳しい位置などはこの投稿の下にある情報(Google Mapsへのリンクも用意しています。)をご参考にしていただければと思いますが、おおまかに言えばブリュッセルの真南に位置しています。クルマで1時間30分くらいでしょうか。日本に例えればクルマで東京から静岡くらいの距離でしょうか。いやもっと近いのかもしれません。
村に到着したのは正午過ぎ。天候は曇りがちも時折日がさすような天気。雨の心配はなさそうで蒸し暑かったと思います。
駐車には少々苦労を。いつものように村の中心近くに停めようと思ったのですがなかなかスペースを見つけることが出来ませんでした。しかしクルマで5分ほど広場周りをぐるぐる周回しているうちにとある一台のクルマがちょうど移動してくれたのでそこにとめることが出来ました。やや下り坂の路地、もちろん縦列です。
ということで、まずはその中央広場へ。村の規模にしては少々広すぎる気がしましたが、なかなかの風景、雰囲気でした。
せめてここだけでも石畳だったらなあ、と思ってしまうのは観光客の勝手でしょうか。
ちなみに村の建物は古いもの新しいものがそれぞれあるようでした。村の歴史、これについては正直公式サイト上にもあまり明確に書かれていませんでした。その他ウェブで調べてはみましたがあまり情報はなかったように思います。しかし、フランスやスペインの村と比較するとその歴史はあまり古くないのは間違いないでしょう。
そして、この中央広場に教会そしてお城が面しています。しかし共になかに入ることはできませんでした。お城は個人所蔵だったのかもしれません。
お城の脇から公園らしき場所へ移動する小路を発見。向かった先は小さいながらも素敵な庭を持つ小さなスペースがありました。ここからの光景もまた美しかったです。
ところで先程のファニョルの村でも見かけたのですが、こちらのボード。どうやらこのワロン地方で行われてるとあるスポーツの得点表みたいです。
こちらのバル?ですかね、ここに対戦表らしきものが掲示されていました。よくみると街・村ごとになにか戦っているようです。
どうやらワロン地方、特に西側でさかんに行われている「La balle pelote」もしくは「le jeu de balle」と呼ばれるスポーツのようです。動画とか見てみたのですが、なにやっているのかさっぱりわかりませんでした。クリケット?バレーボール?画像検索ではブリュッセルのグランプラスでの映像もあったので、ベルギーではポピュラーなのかもしれませんね。