19日(金)に記念すべき「粒谷区立管弦楽団サジタリウス」の初練習に参加してまいりました。
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【そもそもこの団体って?】
粒谷区とは、昨年11月頃に「渋谷区と粒谷区、似てるね」というダジャレから発展して出来上がってしまった、twitter上の下空の行政区です。なんかあれよあれよという間にドメイン(http://2289.jp/)が取得されたりと、良い大人がまあ冗談半分にしては本格的にいろいろ考えつくなあ、、なんて勢いの中で、誕生した架空の団体のひとつが、このオーケストラです。
その勢いは止まらず、いつまにやら、前掲のものも含めましてこんなに素敵なロゴたちが出来上がったりもしました。
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【初顔合わせ】
きっかけは、「やるなら平成22年8月9日」というつぶやきだったかな?、次第にとりあえず「ドイツワインを」飲みながら語りあましょう、ということで、「オケクラスター」さんたち9名が2月某日新宿に集合。
最初は普通の飲み会、オフ会のノリでしたが、開始2時間くらいから本格的に今回の構想を語り始め、気がつけばあれよあれよというまに「演奏会実行」モードに切り替わりました。
こうして粒オケが始動しました。
【演奏者としてはもちろんのこと事務局としても参加】
まあ正直ある程度覚悟はしていたんですけど、初顔合わせオフ会、ただ単にドイツワインを飲みに行っただけだったのですが、やっぱり?事務局なりそういうった運営のメンバーになってしまいました。大変な部分もあるでしょうけれど、オケの運営とかはちょこちょこやったことがあったので、初めてでもないし。
ただ、こうした架空のインターネット上のオケという特殊な条件は初めてのため、これまでとはまた違ったノウハウや経験がいるのかなあ、そんな不安な気持ちがないわけでもないですが、とりあえずこの洒落のきいた企画は面白いということで協力させていただくことにしました。
で、私の役割は演奏・技術的な面ではなにも貢献ができないので、一応経験のある「会計」を担当することになりました。
【初回練習に向けての準備】
とにかく「やる!」と決まってからがとてもはやかった。関係者の情熱には驚かされるばかり。こっちもうかうかしてられないなー、ということで、気がついてみるとかなり巻き込まれてる感じでしたね。
とりあえず自分の役割としてざっくりと予算を立てて、細かく質問して詰める、そんな作業を繰り返しました。ひとつひとつ紐解くとたいしたことがないのですが、
・練習は平日夜か
・会場はどうするか
・ベースや打楽器の手配はどうするのか
・合計何回練習するのか
・会費は?どういう形で集めるか
・ビラやパンフレットは
などなど、連日メールが飛び交っていました。でも、本当にみなさんが迅速でかつ的確に対応していただけたので、最初の準備としてはまずまずのことができたのではないかと思っています。
【当初の不安:参加人数】
さて、誰しもが思っていたこと。そう、参加人数です。こんな特殊な性質のオケですから、実際に参加してくださる方の動向が読めない。
オーケストラ演奏会開催にあたっては、演奏会会場はもちろんのこと、練習会場の確保なり楽器のレンタルなど、お金がかかりますので、当然参加者が少ないと個人負担が増えてしまいます。ということで、これが一番気がかりでした。
でも蓋を開けてみれば、次々と参加希望者が。現時点では80名近くの方が表明ということで、今のところは一安心といったところでしょうか。
【練習しないとね】
というわけで、かなり現実味が帯びてきた「粒谷区立管弦楽団」。
当たり前ですが、自分も実際に奏者として参加するわけですから、練習しなければなりません。ちなみにセカンド・ヴァイオリンを担当させていただくことになりました。
楽譜ですが、ここはやはりネットで企画されたオケということで、これまた世話役の方たちの迅速な対応によりまして、Google DocやMobile Meといったオンラインストレージに各パート譜をスキャンしたPDFファイルをアップしていただいておりました。弦楽器はボーイングが記入されていたりとさすがです。ここからダウンロードして練習しました。
自分の場合は、プリンターが家にないので、こんな形でディスプレイに映しながら練習していました。こちらのほうが実は大きくて見やすいんですよね。持ち運びはできませんけど。
それにしても、マイスターもブラ1も難しい…。
マイスターは学生のころやったことがあるのですが、その時のパートは「ホルン」、、全然違うので参考になりません。
ブラ1は記念すべきヴァイオリンでのオケデビュー曲。確かによく練習したので覚えてはいるのですが、よくもまあ初めて1年でこんな曲を弾いてたなあと、実はあの時から対して腕は上がってないんじゃないかと思う次第であり…。
19日は暫定的とはいえ前で弾かないといけなくなったので、必死にさらうさらうも。。やっぱりこの程度の実力、、致し方ないですね。
(その2へと続く)