京都マラソン2013レビュー No.8 後半戦その3〜京大周辺、そしてフィニッシュ

kyoto marathon 2013
kyoto marathon 2013京都マラソン2013レビュー

35kmからのエリアは、学生時代の想い出が多々よみがえるエリア。ここをこのような形で訪れることができたのは感無量です。

丸太町橋を渡り川端通へ。一条通まで北上、その後、東へ折れて東一条通りへとコースは続きます。

このあたりは大学の側であったこと、また丸太町橋付近で毎週オーケストラの練習をしていたこと、さらにはこの周辺に親しい友人が住んでいたりと、とにかく頻繁に自転車でさまよっていたエリア。

当時の懐かしい想い出が次々とよみがえってきます。すでに36kmを超えて足への疲労もかなりのものになっていましたが、想い出に浸っていたせいか、ほとんど辛さは感じられませんでした。

東一条の交差点から東大路へ。大学のキャンパスのエリアへと突入します。

東一条から百万遍、数えきれないほど通り抜けた街角。

その百万遍の交差点を右に折れて今出川通りへ入ると、残り5kmの看板が見えて来ました。

ここから1km程、銀閣寺方向に向かって最後の登り坂が待っています。さすがにこのあたりにくると歩いている人が多い。

僕も時折軽いランを交えながらも無理せず当初の予定通り銀閣寺付近まで歩くことにしました。

大文字の山が大きく見える銀閣寺の手間で折り返し、38km付近です。

ここから再び百万遍の交差点に戻ることになります。今度は下り坂、まだまだ十分走る脚力、体力があったので、下り坂を利用して百万遍までノンストップで走り抜けることにしました。

既に歩いても十分間に合うくらいの時間でしたが、気分もよかったので走ることにしました。

そして快調なペースで残り3km地点を通過。

そして再び百万遍へ。

京大の体育館前くらいまで少し歩いて休憩はしましたが、もうここからゴールまではゆるやかな下りとなっているので、40km過ぎの丸太町通まで再び走ることにしました。

40km地点は、京大吉田寮前。

かつて大学オケの練習場があったところ。いまでも「焼け跡」ってよばれているのでしょうか、僕が在学中のとき、楽器を保管していた木造の建物が全焼しまったその現場が40km地点でした。

もちろん僕の楽器もその火事で焼失してしまいました。

そのすぐ先の東山近衛が最後の関門でした。予定時刻14時よりも数分早く通過。本当に計画通りです。

昔のできごとを思い浮かべながらも順調に丸太町通りまでランニング。ここまでくればもう歩いても大丈夫。

雨は相変わらず止む気配がありませんが、もうあと1km。

このあたりからでも十分にゴール地点での歓声が聞こえてきます。

最後の岡崎通りの折り返し地点を通過して、再び北上。

平安神宮へ向かう道へはいると、そこがちょうど42km地点。

そして、最後のコーナーを左へ折れて大鳥居方向へ。

そしてフィニッシュ!42.195kmを無事完走することができました。

時間も制限時間6時間をなんとか切るタイム。それでも3回目のフルマラソンで最も早いタイムでした。

走り終えた途端に一気に緊張の糸が切れたのか、今までさほど気にならなかった雨の冷たさに震えだし、急いでフィニッシャータオルを受け取りにいきました。

京都マラソンのフィニッシャータオルはとてもかっこいいです!

素敵なタオルを貰いましたが、さらに風雨が強まって来ました。早く荷物を受け取って帰りたい…。

でもどうやら荷物を受け取るエリアまでの道のりは長そうです。ゴールしてからも長いのは東京マラソンと同じかも。

(まだ続きます…)

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