今さらながらPokenはじめてみました。一応これでもガジェット好きなほうではありますので存在は知っていましたが、なかなか手を出していなかった、というかすっかり存在を忘れてましたねw
今日イベント会場で販売していたのでいい機会だから買ってみることにしました。クリスマスなのでクリスマスバージョンのカバーにしてみました。真っ赤なお鼻のトナカイさん!
さてさて、Pokenって何? Wikipedia先生よろしく!
ポーケン (Poken)は、スイスのPoken SA社が、開発したデジタル名刺ガジェットで、ストラップにつけて、いつでも携帯可能な新しいコミュニケーションツール。
自分のポーケンの“手”を 相手のポーケンの手とタッチさせることで、お互いのプロフィール情報が、交換される仕組みになっている。ポーケンのキャラクター部分を取り外すとUSB端子があり、それをインターネットに接続できるパソコンに接続し、HTMLファイルを開いて、ポーケンのWebサイトにアクセスすることで、プロフィール交換をした相手のデジタル名刺の閲覧や管理ができる。
要するにソーシャル・ネットワークの名刺ってところですね。
それにしてもなぜだいぶ前に存在を知りながら手を出さなかったのか。それはpokenを使う「意義」がよくわからなかったからです。
土曜日の「ツイ☆クリ2010 ?Twitterで集めた全国うまいもん大博覧会・第2回粒谷区民まつり?」というイベントで衝動買いしてしまった訳ですが、はじめはやっぱり情報交換(手と手を合わせて2秒ほど待機)してもなんだかよくわかりませんでした。ちなみにこの交換を「ハイフォー」っていうみたいです。
というのも、アカウントとかまだ作ってないわけですからね。自分の登録情報とか全くない状態で”名刺交換”するって、意味ないのでは、そう思いつつもとりあえず交換してみたわけです。
しかし、家に帰ってきてこの仕組みの「面白さ」を知りました。
仕組みは、poken本体ひとつひとつに製品番号のようなものが登録されている、これがポイントで物理的に直接情報を交換したら、その製品番号にひもづいて、相手の情報をウェブ上でみることが”できるように”なる。つまり大事なのはこの製品番号的なものを直接交換したという事実なわけです。
ご覧のようにアカウント作成後、こうした管理画面で自分の情報を更新できるわけです。
こうして自分のSNS情報を更新すると、相手の方はそれぞれのダッシュボードから自分のSNSを情報を見ることができるわけです。逆もまたしかり。
あー、わかってきた、まさに「クラウド」的な発想。
そしてさらに、pokenというのはそこに「実際に会った」人といわゆる”フレンド登録”する点が強調されるということが特徴なのでしょう。
たしかにこれは新しい考え方ですね。(もう出て1年以上経ってる気がしますがw)
もちろん今まで直接あった人からtwitterといったSNSのアカウントを教えてもらって、その場でフォロー等々することは多々ありましたが、僕のように複数のSNSを活用している人にとっては、ひとつひとつのSNS情報を教えあうよりも、あとでまとめて確認できるツールのほうが使い勝手がいいわけです。
なるほど、実際に買って使ってみて、その独自性、魅力が見えてきた気がします。これは面白そうです。
その一方で、単なるガジェット好きはともかく、複数のSNSを活用していないとpokenの面白さって分かりづらいのかなあとも思いました。
ということで、なんだかちょっとはまってきそうな予感してます。ぜひぜひお会いした時には「ハイフォー」宜しくお願いします。
ちなみにiPhoneでもアプリがあることを今日知りました。こちらもぜひ試したいです。
それにしても、このビジネスモデルも興味深いと思いませんか。
冒頭の写真、これ2,000円もするんですよ。正直こんなガジェット、原価などたかが知れてる。でもこれをもってることでシンプルながらも利便性のいいSNS名刺を実現できるわけです。ネット関連の管理にかかる費用もたかがしれていますし、ちょっとしたガジェット好きに普及するだけで、そこそこの利益になるってことなのでしょう。
こうしたビジネススタイルを思いつくとは素晴らしいと思います。見習らうべき点がとても多いです。