本土編No.8 世界遺産:オリンピアの考古遺跡その2 -2012 Greece No.24

2012 Greece
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ギリシャに来てよかったなあと思うのは、遺跡と博物館が比較的近く、遺跡とセットで博物館を楽しむことができるということ。

先に博物館にいって知識をつけてもよし、遺跡のあとに博物館に行って遺跡に対する妄想力を高めてもよし。

どちらにそれぞれの良さがありますね。

オリンピアの考古遺跡についても当然ながらこの魅力は健在。しかも遺跡の規模と質、隣接の博物館の展示品の迫力はギリシャ内でも随一といえるでしょう。

オリンピアの博物館は遺跡から1、2分ほど離れたところにあります。

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非常に綺麗な現代的な建物。建物自体はそれほど大きくはないのですが、展示品の数と質はずば抜けていました。

入口正面にあるのがこちらの広間で当博物館の最大の見所。両サイドにうつくしい大理石の彫刻がずらりとならんでいます。

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お気づきかと思いますが、中央が一番高くほぼ左右対称に両サイドにかけて斜めに下がっており、屋根のような形成をしている。

「ゼウス神殿のふたつの破風」というそうです。

先ほど見てきた遺跡のなかでも最大の規模を誇っていたあのゼウし神殿に飾られていたものなのですね。この類まれなる芸術品、現在の価値にするといくらににあるのか、想像しただけでも恐ろしいです。

ギリシャ彫刻は、大英博物館、ルーブル博物館などで多く見かけることはできるのですが、現地でしかも遺跡の側にある博物館で見たものと比べると、なんといいますか臨場感、迫力が全然違うと思いました。

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これまで数多くのギリシャ彫刻を見てきましたが、ここで見たものが一番感動したかもしれません。

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博物館を堪能し、オリンピア観光はこれでおしまい。ペロポネソス半島は見どころ満載ですが、時間も限られるので、一気に東の端ミケーネ・コリントス方面を目指します。ふたたびロングドライブです。(続く)

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