昨日は夜12時まで飲んでいた影響もあってこの日は遅めの行動でした。
この日は朝から雨が降っていたのは不幸中の幸いだったのかもしれません。
8時に起きて近くのPaulで朝ごはん。相変わらずここのクロワッサンとパン・オ・ショコラはおいしい。
そして歩いてHalle aux Grainsにあるチケットオフィスへと向かいました。
ホール前についたのが9時40分だったのでチケットオフィスが開く10時まで少し待機しました。ちらほら団員と思われる方がホールへと入っていきます。なんだかのだめっぽい感じがしますね。
10時に開くと同時にチケットを早速購入。一番良い44ユーロの席を購入しました。ほんと無事買えてよかったです。
それにしても指揮者の方がとても美人!これは気になります。もちろんプログラム的にも非常に魅力的。
さて、この日はフランスの本土側での美しい村巡りを開始しました。
本日訪れたのは次の2つの村です。
Camon
Saint-Lizier
どちらもとても静かな佇まいのいかにも美しい村にあるような光景でした。
トゥールーズは雨でしたが、ここから南下するに従って徐々に晴れ間が広がり、最初に訪れたCamonではご覧の天気。
そのCamonによる途中に合ったミルポワという街がとってもきれいでしたので、ちょっとだけ散策をしてみました。
このあたりは教会の雰囲気を見る限りどうやらカタリ派の街ような気がしましたが実際どうなのでしょうか。帰国してからまた調べてみようと思います。
その後は1時間30分ほどかけて、Saint-Lizierへ。
帰りにクルマで立ち去るときに絶景ポイントを発見。再びクルマを停めて撮影。
しかしやっぱりよい写真を撮り損なっている気がするので、明日Saint-Bertrand-de-Commingesへ向かう途中に立ち寄ってみたいと思います。
その後高速経由で再びトゥールーズへと戻りましたが、すでに18時を回っていいたので、近くのファーストフード店で短時間で食事を済ませてからホールへと向かいました。
注文の自動化が日本より全然進んでる…。
トゥールーズキャピトル管弦楽団の本拠地のホールはこんな感じです。ちょっと変わった六角形の建物、1860年ころに作られた歴史あるホールのようです。(あまり正確な情報ではないので、詳細は帰国後に。)
内部はこんな感じ…、ですが撮影はNGって怒られてしまいました。すみません、でもその前撮ってしまったから写真のせてしまいます。
プログラム、ドビュッシーとラヴェル中心のプログラム。そうそう例の美人指揮者はメキシコの方なんだそうです。
ボレロはとても感動的でした。
まず出だしのフルートの音の小ささに驚きました。これを聴くだけでこれから先どの程度のダイナミクスになるのかが楽しみになる、そのくらい繊細で小さな出だしでした。
あとバソンもよかったです。そういえばバソンの演奏をじっくり聴いた記憶はあまりないと思います。
ドビュッシーのプログラムも素晴らしかったです。
このトゥールーズ・キャピトル管弦楽団は、ほんとフランス的な音色がしてお気に入りのオケでしたが、現地の生演奏でますますその思いが強くなりました。それんしいてもビオラの音色が美しすぎた。
さてさて例の指揮者ですが、ポスター通り、本当に美人でした。メキシコ人なんだそうです。確かにラテンアメリカ系の美女のイメージどおり。肝心の指揮ですが、とても緊張感がありあわせて躍動感がありました。
それにしても大盛況のコンサート。ホールは満席(よく当日でとれたなあ)、終わっても鳴り止まない拍手。ここまで盛り上がったクラシックコンサートははじめてかもしれません。
5月7日も大充実の日となりました。
続く